間借りするなら「面白い店」を探せ。スナックから連日満席の人気店へ、川崎「しまや」の成功物語

7
しまや社長の島さん

間借りカレー店で人気となり、実店舗を開いてまたさらに人気となったお店は全国に多数あります。間借りカレー店を開こうとする方の多くもその流れを狙っているでしょう。
今回ご紹介するお店もスナックの間借りカツカレー専門店として人気となり、近くの広い場所で独立、その後も連日満席の人気となっているお店。
川崎の「しまや」です。

看板メニューの「しまやスペシャルカレー極上ロースカツ」はフルーティーなポークカレーにスパイシーなキーマカレー。それだけでも素晴らしいのに極上ロースカツもつきます。このカツが肉質も揚げ具合もレベルが高く、2100円(2026年10月現在)というのは驚きの安さ。
個人的には3000円以上してもおかしくないと思える価値ある逸品でこの価格。だからこその人気であり、豚の脂の甘さが好きな方に特におすすめのお店です。

今回はしまや社長の島さんにお話をうかがってきました。

・カレーおじさん\(^o^)/(以下「カ」と表記):間借り時代から変わらずの美味しさと人気、素晴らしいです。まずスナック間借りをスタートするまでの経緯を教えてもらえますか?
・しまや島さん(以下「し」と表記):10代よりフレンチ、中華、洋食、和食、紅茶とケーキ専門店の厨房と、とにかく様々な業態の飲食店で働きまして、その後横浜本牧で20年バーを営業していました。そんな中で箱根富士屋ホテルのカレーに感銘をうけ、独学でカレー作りを学び、そのバーで提供し始めました。これが人気となりまして、妻からキッチンカーで売りたいという話が出てそれもスタート。こちらもありがたい事に行列ができるようになり、物件を探していたところ妻の母親が経営しているスナックでやってみないかという話が出て、まずはそこからスタートすることになりました。
・カ:親戚内での間借りなら色々と安心ですものね。そこから現店舗を開くまではどのような流れがあったのでしょうか?
・し:スナックでのお店も嬉しいことに人気が出たのですがワンオペだったのでお客様を大変待たせてしまったのと、間借りということもあり効率の悪い長時間労働となってしまい、どうするか悩みました。当店は当時から横浜食肉市場の宣伝店でもあるのでより多くのお客様に食べて頂きたいという思いもあり、もっと広い場所で実店舗が欲しいと考えて現在の場所を見つけ、開店しました。
・カ:以前より何倍も広くなりましたものね。間借りも実店舗も経験している立場から教えて欲しいのですが、それぞれ違う良さと大変さがあると思うんです。それについて語っていただけますか?
・し:まず間借りの大変さですが、スナックということもあってお店が狭かったので、食材の徹底した保管と仕込みと調理に対して、間借りの制限ある時間がまるで足りず、ヒヤヒヤしながら営業していたので本当に苦労しました。逆に良さは経費が少なく安価にできたこと、そしてお客様と近いのでコミュニケーションを取りやすかったことがあります。
・カ:時間の制限に関しては他の間借り店の方も皆さんおっしゃいますね。では実店舗についてはいかがですか?
・し:まず経費が増大したことにより、借入金の返済をしていく中で、増えたスタッフの管理、仕込みも増大したことにより頭と心の負担があります。良さとしては、店が広くなったので設備が充実し、効率良く動けるようになって回転率も上がったのでお客様を待たせないというのが一番でしょうか。それと睡眠時間も増えました。
・カ:それはとても大事ですね。しっかり睡眠とらないと健康も保てず、お店も長く営業していくには必要不可欠なことですから。

店舗情報

店名 しまや
住所 神奈川県川崎市川崎区小川町10−19
営業 11:00 – 15:00/ 17:30 – 20:00
定休日 水曜日
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140501/14094795/

カレーおじさん\(^O^)/

2006年から毎日カレーを食べ続けているカレーおじさん\(^O^)/
TBS「マツコの知らない世界」ほか多数のメディア出演、カレー記事の連載、カレープロデュースまで行うカレーアディクト。
http://akinolee.tokyo/?page_id=1380
「間借りカレーdiggin’」は毎月15日に掲載いたします!お楽しみに!