イタリア語も現地ツテもない ➡ 牛の胃袋を日本に布教する「ランプレ姉さん」へ

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ランプレ姉さん
フィレンツェで出会った一皿の料理に人生を狂わされた女性がいます。
その名も、「ランプレ姉さん」
彼女が日本に広めようとしているのは、イタリア・フィレンツェのソウルフード「ランプレドット」。
なんと主役は、牛の第4胃・ギアラです。

2014年、フィレンツェで出会ってしまった

ランプレ姉さんが初めてランプレドットを食べたのは2014年。
フィレンツェのストリートで出会った、その料理に惚れ込みました。
「こんなに美味しいものを、なぜ日本では誰も知らないんだ?」

そこから、ランプレドットを日本に広めたいという思いが始まります。
そして2023年。
ついにフィレンツェへ。
しかし、イタリア語は話せません。
ツテもありません。

それでも、あてのないまま現地のレストランへ飛び込みました。
「教えてください」
言葉も人脈もない中、本場のランプレドットを学びました。

牛の胃袋を売る女。しかも4番目

ランプレドットとは、牛の第4胃であるギアラをじっくり煮込み、パンに挟んで食べるフィレンツェの郷土料理。
フィレンツェでは専門店が数多く存在する一方、日本ではまだまだ知られていません。
だからこそ、ランプレ姉さんは今日も布教します。

「日本でランプレドットが流行ったら、レジェンド店になります」

皆がそう期待します。そして、

「この味を日本で布教できないと、成仏できません」

とまで言い切ります。

目の前でバンバン切る、巨大ギアラ

そんなランプレ姉さんが阿佐ヶ谷で営むのが、ランプレドット専門店「Mamma Lampre.(マンマ ランプレドット)」。
今回、阿佐ヶ谷南へ移転しました。
看板メニューは、ランプレドット・パニーノ 1,450円
2〜3日かけて煮込んだ大きなギアラを、注文を受けてから目の前でバンバンカット。
イタリアンパセリをたっぷり添え、ロゼッタパンに挟みます。

そして特徴的なのが、パンを煮込みスープにドボン。

肉の旨味が溶け込んだスープをパンに吸わせてから、ランプレドットとともに味わいます。
パンにも妥協はありません。
ロゼッタパンについては、ローマで100年続く老舗で修業するなど、本場の味を追求しています。

ランプレドットだけじゃない

「クロスティーノ・トスカーナ」(450円)もおすすめ。
二種の小麦を使った自家製の塩なしパンに、鶏レバー、玉ねぎ、アンチョビを合わせたトスカーナの郷土料理です。
ランブルスコと合わせれば、気分はフィレンツェ。

ランプレ姉さんの「布教」は続く

一皿の料理との出会いから始まった、ランプレ姉さんの人生。

イタリア語も話せない。
ツテもない。

それでも現地へ飛び込み、学び、そして日本へ持ち帰った。
今回の移転は、その「布教活動」をさらに広げるための新たな一歩です。
フィレンツェでは当たり前の料理を、日本でも当たり前にする。

牛の第4胃を、日本の食卓へ。

ランプレ姉さんの人生は、今日も煮込まれています。

Mamma Lampre.(マンマ ランプレドット)

〒166-0004東京都杉並区阿佐谷南3丁目43-43 1NKハイツ103
16:00〜21:00
定休日:不定休
DM予約必須 https://www.instagram.com/mamma_lampredotto/