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【炎上騒動から考える】飲食店が守るべき衛生ルール

カレーおじさん\(^o^)/とシェアレストラン武重さん(右)
先日某TV番組で間借り飲食店が取り上げられた際に、仕込みの一部を自宅でしている映像が流れ、有識者から「それは食品衛生法に違反する行為だ」と取り上げられてSNSが炎上した事がありました。
その後、件の間借り飲食店主は自ら保健所へ行きことの経緯を説明し、注意と指導を受けたということです。
数年前にも間借り営業で注意すべきことを記事にまとめたのですが、
https://share-restaurant.biz/magazine/?p=7035
こちらを注意喚起として再度僕のSNSに投稿したところ、大きな反響がありました。

そこで今回はシェアレストラン代表の武重さんと共に、改めて飲食業で気をつけなければいけないことは何か、対談形式でまとめたいと思います。
対談の場所を提供してくれたのは神田カレーグランプリ受賞店であり、シェアレストランの間借り飲食店第1号を新宿でスタート(現在は閉店)したカリガリの秋葉原総本店
名物のアキバ盛りカレーをはじめ、4月末までは僕とのコラボメニューであるマーラムトンキーマも限定販売中ということで、シェアレストランとも僕とも縁の深いお店で、どのカレーも美味しい名店です。 カレーおじさん\(^o^)/(以下「カ」と表記):まず今回の件のきっかけとなった「家で仕込みをするのはNG」という部分ですが、間借り営業をスタートしようという方は食品衛生法を知らない方が多いものなのでしょうか?
シェアレストラン武重さん(以下「シ」と表記):そうですね。飲食業の経験が全くない方も少なからずいるので、シェアレストランでは間借り店主さんに最低限「食品衛生責任者」の資格は取ってもらうように伝えています。講習をしっかりと受ければ何に気をつけるべきかはわかってくると思います。今回の件で間借り店主さんがそれを持っていたかはわからないのですが、オーナーさんの責任もあると思うんですよ。
カ:確かにそうですね。今回の炎上では間借り店やそれを放送したTV番組が叩かれていましたが、むしろTV番組の制作は番組を作るプロであって飲食のプロではないから食品衛生法を知らないのもいたしかたないですし、間借り店主も経験や知識が少ないまま飲食業界に飛び込んだ方かもしれませんが、オーナーは飲食店を営業されているわけですからある程度のことはわかっているはずで、本来ならこのようなことが無いように注意しないといけない立場ですよね。
シ:はい。今回の件とはまた別ですが、間借りでしばしばあるのが何かトラブルが起きた際にオーナーが知らんぷりするということで、以前も地方の間借り店がカンピロバクターの食中毒を出した際、オーナーは勝手にやられたことだからと逃げたんです。それで間借り店主さんがダブルパンチくらってしまったと。
カ:酷いですね。借りる方も貸す方も同様に責任感を持たなければいけないのに。そもそも食中毒に関しては間借りに限らず全飲食店がしっかりと注意し対策をとらないといけないはずですが、時折衛生環境良くないなと思うお店に出くわすことはありますね。
シ:そうなんです。ミシュラン掲載店が食中毒から食品衛生法違反で逮捕となった事件も過去にあるくらいですから、美味しいかどうか、有名かどうかとはまた違う問題で、今回の件を機に改めて全飲食店が気をつけなければいけません。カレーおじさん\(^o^)/の注意喚起の記事はもう5年以上前になるのですが、あの後にHACCP(※「ハサップ」と読む。原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程で、食中毒や異物混入を防ぐ為に重要な工程を連続的に管理、記録することで安全を確保する衛生管理手法)が義務化されたのですが、それを徹底していないお店も少なくないと聞きます。吉野家など大手企業によるチェーン店ではそれをルーティンとして各店舗に徹底していますし、多くの企業がそうだと思うのですが、個人店だとそれをやっているのかどうか監視する人がいませんから。
カ:なるほど。ただでさえ大変な飲食業に一仕事増えるわけで、それをサボりたくなるのは心情としてはわかりますが、もしそれで食中毒が出た場合、そのお店が営業停止になったり逮捕されるのはある意味自業自得ですが、それ以上の大問題に発展する可能性を想像しないといけませんね。
シ:そのとおりです。大袈裟ではなく以前にもそういう事案はありましたから。
カ:昔は多くのお店でレバ刺しが食べられたのが、ある店舗がO157による食中毒で死者を複数出し、それをきっかけに法律が変わって今ではほとんどのお店で食べることができなくなってしまった件が思い出されます。亡くなった方への責任のみならず、食文化を潰してしまったという責任もあります。それがたった1人、たった1店舗の怠慢で起こりかねないのが本当に怖いところです。
シ:だからこそHACCPの徹底を見直すことも重要ですし、誰かの監視を入れるという意味でも間借りは良い面があるんです。
カ:と言いますと?
シ:オーナーさん側が他人に貸すならということで今まで以上に掃除をするようになったとか、逆に間借り店主さん側が借りた時点以上に綺麗にして返すようになったとか、そういうことをよく聞きます。これも誰かの目が入るからお互いに気をつけようという気持ちに繋がったからこそだと思うんです。
カ:それはあるでしょうね。友達が来るとなったら部屋をいつも以上に片付けて掃除する感覚にも近いかもしれません。ただ飲食店の場合はその感覚ではなく、お金を払ってくれるお客様が日々来るわけですから、毎日しっかりと気をつけなければいけないということを改めて考えねばなりませんね。
シ:はい。それと、今回の件とは少し外れるのですが気になっていることがあります。それは、実店舗を持っている方が間借りを下に見ることが少なからずあるということです。
カ:確かにありますね。そりゃリスク背負って最初から大金投じて自分のお店を持った方は立派だと思いますが、間借りからスタートして成功した方も同じように立派ですもの。
シ:そうなんですよね。食べる側としてはここが間借りなのか実店舗なのかってあまり気にしない方が多いと思うのですが、お店の方で実店舗マウントを取ってくる方が時折いるのがどうなのだろうって。間借りというのは家賃高騰のご時世の中で、実店舗サイドとしては間貸しすることによってその負担を軽減できるシステムでもあり、間貸し側も間借り側も持ちつ持たれつの関係性で、どちらが上ということは本来ないですし、そのシステムも使うも使わないも自由ですが使っている人を悪く言うのは違和感があります。
カ:リスク背負って実店舗構えたんだという誇りを持つのは素晴らしい事ですが、間借りというシステムを上手に利用して成功したお店もベクトルが違うだけで同じように素晴らしいわけで、比べるところではないです。比べるべきはまず第一に安心して食べられるお店かどうか、そして美味しいかどうか、最後に接客が良いかどうかだと僕は思います。また話が戻りますが食中毒に関しては間借りも実店舗も関係ないですしね。 今回の件で「これだから間借りは…」というような意見を目にすることもありましたが、先述したように間借り店主だけが悪いわけではありません。
確かに経験や知識が少ないからこそ起こったことではあるかもしれませんが、間貸しオーナー側もその可能性と危険性を考えた上で貸さないといけないのです。
みんなやっているから良いのではなく、正論を言うならみんなダメ。建前ではなく個人的な本音を言うのであれば、何かあって法的に全部ダメになる前に、みんなで気をつけようねという話。
実店舗、間借り問わず、食中毒に対しては何度でも改めて注意しないといけない事柄。個人的には鳥刺しやレアチャーシューを出しているお店にも特に気をつけてもらいたいです。
たった1人の怠慢をきっかけに人の命を奪う可能性や、法改正がなされて古くから続く食文化やチャンスとなりうるシステムが潰えてしまう可能性を常に考えて行動しないといけません。
最後にHACCPについてもリンクしておくので、飲食に携わる方はこれを機に再確認してください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/haccp/index.html

店舗情報

店 名   秋葉原カリガリ総本店
住 所   東京都千代田区外神田3丁目6−9 沖村ビル 1階
営業日   月~金 11時30分~14時30分, 17時00分~22時15分、土日 11時00分~22時15分
HP https://www.caligari.jp/

カレーおじさん\(^O^)/

2006年から毎日カレーを食べ続けているカレーおじさん\(^O^)/
TBS「マツコの知らない世界」ほか多数のメディア出演、カレー記事の連載、カレープロデュースまで行うカレーアディクト。
http://akinolee.tokyo/?page_id=1380
「間借りカレーdiggin’」は毎月15日に掲載いたします!お楽しみに!

アイドル佐倉みきさん➡鰻職人へ

東京都墨田区向島に、アイドルとして活動する佐倉みきさんが営む鰻専門店「うなぎの佐倉」がオープンしました。
佐倉さんは幼い頃から料理と食べることが好きで、料理の道を志し料理学校で学びました。その後アイドル活動を開始し、多忙な日々を送りながらも料理への想いを持ち続けてきました。

やがて「自分の手で料理を届けたい」という思いから料理人の道へ。鹿児島に渡り、鰻の捌きや焼きの技術を一から修行しました。

現在は、向島の小さな焼き台の前に立ち、毎日鰻と向き合っています。 提供される鰻は、鹿児島・大隈産の高級鰻。
料亭などで提供されることも多い品質の鰻ですが、「うなぎの佐倉」では規格外の個体を仕入れることで、通常よりも手頃な価格で提供しています。 サイズや形が規格から外れるだけで品質は高く、職人の火入れによってふわふわに焼き上げられます。 ご飯には、農家から直接仕入れている伊賀米を使用。
粘り気のある米が鰻の旨味を引き立てます。 また、料理は鰻だけでなく、旬の食材を使った先付け三種盛りも提供。 ・合鴨スモーク
・茄子の煮浸し
・ポテトサラダ といった料理が、鰻重の前のひと皿として用意されています。 佐倉さんはこう語ります。 「毎日同じ焼きは一度もありません。
鰻と向き合いながら、一皿一皿丁寧に焼いています。」 現在は土日は向島店で夜営業、平日は西麻布でランチ営業を行っています。 拍手のあるステージから、煙の立つ焼き台へ。
佐倉みきさんの新しい挑戦が、向島で始まっています。

店舗情報

店名 うなぎの佐倉 向島店
住所 〒131-0033 東京都墨田区向島2丁目11-12 咲のや内
営業時間 土日 18:00〜22:00
※平日は西麻布にてランチ営業
Instagram https://www.instagram.com/unagino_sakura_mukojima

料理人歴20年➡盛り過ぎ牛タン丼「丼マイケルです。失礼します。」展開

料理人歴20年のシェフ
牛タン丼専門店「丼マイケルです。失礼します。」が2026年3月9日(月)オープンしました。
肉も米も“やりすぎ”なくらい本気で盛った丼。一般的な丼より圧倒的な量でも味には一切妥協しない、本気の満腹丼。それが”丼マイケルです。失礼します。”です。

「丼マイケルです。失礼します。」爆誕。

——量、多すぎたらすみません。
万人ウケは狙っていません。上品さも、ヘルシー志向も、今回は置いてきました。場所柄、少しだけユーモアを。そして先に、少しだけ謝っておきます。
その名も「丼マイケルです。失礼します。」

なぜこの店名か?
理由はシンプルです。
・ちょっとクセが強い
・量が明らかにやりすぎ
・本気すぎる
だから先に言います。「失礼します。」と。でも、味に関しては一切失礼しません。

提供商品のこだわり

監修は料理人歴20年のプロ。中華、日本料理など多ジャンルで修行を重ねた職人が本気で設計。
特に看板メニューの牛タン先。通常は扱いが難しく、敬遠されがちな部位。

・丁寧な下処理
・繊維を見極めたカット
・絶妙な火入れ

一手間どころか三手間かけて、硬さを“旨さ”に変える。
安く、大量に、でも仕事はプロ仕様。ごまかしません。

推しポイント(ここが異常)

標準で米300g × 肉200g
一般的な丼店の肉量は100〜120g。
つまり、ほぼ倍。

なぜこの量なのか?
——自分たちが他店で満足できなかったから。
牛タン200gを普通に食べれば4,000〜5,000円。でも、思いっきり食べて2,000円以内に収めたかった。
顎は少し疲れます。でも後悔はさせません。

オーナー陣について

飲食店経営、不動産事業などを経験。ビジネス目線で原価を削るのではなく、“無駄を削って量に振り切る”戦略。料理人は中華・和食など多ジャンルで修行。技術と合理性のハイブリッド体制。本気の大人が、ふざけてます。

■ なぜこのメニューで勝負するのか?

◉ 牛タン先丼
元々仙台に住んでいました。牛タンが好きで、よく食べていました。でも、「少ない」「高い」。だったら、思いっきり食べられる店を作ろう。同じ気持ちを持っている人のために。

◉ 生姜焼き丼
薄い。少ない。タレの味でなんとか成立している。「肉を食べた感」が欲しい。
だったら、肉を主役にする。厚み、量、存在感。“生姜焼き風”ではなく、本気の生姜焼き丼。

■ 今後の展望について

「丼マイケルです。失礼します。」を皮切りに、
「失礼しますブランド」として実店舗展開へ。

食べる前に少し笑えて、食べたらちゃんと満足できる。
量で驚き、味で納得する店を増やしたい。
万人向けではありません。少食の方には、本当に失礼かもしれません。

でも——腹ペコのあなたには、全力で向き合います。
丼マイケルです。失礼します。

メニュー

■メイン丼
【牛タン200g】爆盛り牛舌先丼    ¥1,980
【牛タン200g】爆盛りネギ塩牛舌先丼 ¥2,180
【肉200g】サクサク油淋鶏丼     ¥1,680
【肉200g】極厚生姜焼き丼      ¥1,680
【肉200g】極厚豚バラ丼       ¥1,680
【肉200g】タルタルチキン南蛮丼   ¥1,680
【肉200g】旨辛ヤンニョムチキン丼  ¥1,680

■サイドメニュー
鶏皮餃子6個             ¥550
ごま団子3個             ¥350
マカロニサラダ            ¥300
キムチ盛り合わせ           ¥600
ネギ塩だれ              ¥200
枝豆                 ¥300

■ドリンク
【単品】コカコーラ(350ml缶)    ¥250
【単品】お茶(綾鷹ペットボトル500ml)¥250

店舗情報

店舗名    丼マイケルです。失礼します。
住所    東京都新宿区歌舞伎町 2丁目8-12 新宿グリーンプラザ 804 リノスペキッチン歌舞伎町店内
開始日   3月9日
営業時間   23:00~5:00
定休日   年中無休
Instagram  https://www.instagram.com/shitsureishimasuhd

唐揚げ専門店店長 ➡ 唐揚げ専門店店主

からあげ専門店で約6年間修行を重ねた店主が、昼営業限定の「からあげ唐平」をオープンいたしました。
同店はテイクアウトをメインとしたスタイルで営業しながら、店内でもお召し上がりいただける店舗です。外はカリッと、中はジューシーに仕上げたからあげは、店主が長年追求してきた自信作。

まずは“からあげそのものの美味しさ”をしっかり味わっていただけるよう、シンプルなメニュー構成でスタートいたします。
さらに、さまざまなトッピングをご用意し、その日の気分に合わせて味のバリエーションを楽しめるのも魅力のひとつ。今後はトッピングの種類を増やし、より選ぶ楽しさも広げていく予定です。

なお、家族経営のため時間帯によっては子どもが店内にいることもございます。地域に根ざした温かいお店づくりを目指しておりますので、あたたかく見守っていただけますと幸いです。

店舗情報

店舗名:からあげ唐平
住所:東京都杉並区梅里2丁目1−21
営業時間:11時から14時
定休日:日曜日
Instagram  https://www.instagram.com/karaagekarahei

ハリウッドで30年アニメクリエイター➡東京「おにぎらず」を握る理由

日系クリエイターがシェアレストランで挑戦する具沢山おにぎらず「RAZ」

東京・駒場東大前に、ユニークな経歴を持つ店主が手がける「おにぎらず」が登場しました。
店名は RAZ(ラズ)。
店主のケンさんは日系2.5世。
これまで約30年間、ハリウッドでアニメーション制作に携わり、
The Walt Disney Company
DreamWorks Animation
The Simpsons
など世界的作品の制作現場に関わってきたクリエイターです。
現在はそのキャリアを経て、日本で新たな挑戦として「具沢山のおにぎらず」を提供しています。

インバウンドの視点から生まれた「具沢山おにぎらず」

長年海外で生活してきたケンさんは、日本を訪れる外国人のこんな声をよく耳にしてきました。
「おにぎりは中身がわかりにくい」
「具が少ない」
「もう少しボリュームがほしい」
RAZではその課題をヒントに、具材を大胆に増やした“具沢山おにぎらず”を開発。
アメリカ、ハワイ、沖縄などで試作を重ね、現在のスタイルにたどり着きました。

週4回通う常連も

人気メニューは
・名物 スモークダックしめじマヨ 400円
・スパムたまご 500円
・ツナマヨ(きゅうり・にんじん入り)300円
さらに
・豆腐味噌汁(じゃがいも・にんじん・キャベツ)200円 など、家庭的でボリュームのあるメニューが並びます。 具沢山の満足感から、週に何度も通う常連客もいるほどです。

シェアレストランから始まる新しい挑戦

RAZは、駒場の飲食店「TARO’S」のキッチンを活用したシェアレストラン形式で営業しています。
低リスクで挑戦できる環境を活かし、ハリウッド出身のクリエイターが日本で新しい食文化を模索しています。
また現在は 外国人が40%いらっしゃるTemple University Japan Campus
などでも販売を行っております。

日本の文化を世界へ

ケンさんの目標は、日本のおにぎり文化を海外へ広げること。
将来的にはアメリカへの展開も視野に入れています。
ハリウッドで培ったクリエイティブな発想が、
日本のソウルフード「おにぎり」に新しい可能性をもたらそうとしています。

店舗情報

店舗名:RAZ
住所:東京都目黒区駒場2丁目1−3 1階 TARO’S内
営業時間:不定期(Instagram参照)
Instagram
https://www.instagram.com/raz_onigirazu

オーナーソムリエ➡ワイン伝道師

代々木にオープンするこのワインバー最大の特徴は、どんなワインでも原価+500円で楽しめるという、極めて異例な価格設定にある。
ワインバーだけでなく一般的な飲食店では、ドリンク価格は原価率30%。つまりは原価の3倍が相場。
しかし本店舗では、その常識をあえて手放した。

なぜなら、ここはワインを「売る」場所ではなく、

今本当に飲むべきワインを探すための「研究所=ラボ」だからだ。

店主はバルからリストランテまで、イタリアン一筋にサービスとワインを担当し、
これまで数多くのワインを実際に開け、味わい、提供してきた。
そのさなか、イタリアを中心としたワインの魅力を体感してきたという。

テロワールや造り手の哲学、土地ごとの個性と食との親和性。
価格帯が上がるほど、その違いと面白さは明確になる。
しかし現実には、それと比例して難しさも浮き彫りになってしまう。
値段が上がれば上がるほど、飲み頃の見極めが困難になるというのがその理由だ。
また、「高価だから挑戦できない」「選び方がわからず失敗が怖い」
といった理由で、多くの人がワインの持つ本当の魅力に辿り着けていない。 そこで本店舗では、利益を極限まで抑えた“原価+500円”という価格を常設。
これはキャンペーンではなく、この店の思想そのものだ。
この価格設定が可能なのは、本店舗が完成形の店ではなく店名にもある通りラボ的な位置づけだからである。

プロでも見極めの難しい飲み頃を探るべく、とにかく安く提供し、ワインの回転を速めることで
数えきれないほどあるワインの中から「今飲むべき一本を探し出す。
どのワインが一番美味いのかを検証するための、実験的空間として設計されている。
ワインはすべて店主がセレクト。

店主自身がその時研究したいエリアや品種に絞ったものが並ぶ。
グラスも、どのワインにも対応できる汎用性を持ち、味わいを引き出すという点において評価の高いガブリエルグラスを使用。

また通常ワインバーにて重視されるツマミは置かない。

「一般にワインに合うとされるツマミは、ワインの味わいを邪魔するものがほとんど」という店主のこだわりだ。
余計な要素を排した“純粋な味の体験”に集中できる環境を整えている。
ここで提供されるのは、
価格やブランドに左右されない、
「このクラスのワインが、この価格で飲める」という驚き、そしてプロでも未だ気づかない、ワインの本当の魅力だ。 代々木に誕生したこのワインバーは、
ワインの敷居を下げ、価値を再定義するための一軒である。


店舗情報

店舗名:坂本ワイン研究所
住所:東京都渋谷区代々木1-10-8
営業時間:平日19〜24時
Instagram https://www.instagram.com/vino.sakamoto/
https://www.instagram.com/yoidore.sakamoto/
X https://x.com/sakamotowinelab

僕が「店名に嘘がないな」と思った店。
浅草橋のカリーギーク。

ある日のバターチキンカレーとポークビンダルー
浅草橋駅近くの神田川沿いに技研ベースというコワーキングスペースがあります。ここの1Fはカフェスペースともなっているのですが、そちらで間借り営業しているのが今回ご紹介する「カリーギーク」。ギークとは平たく言えば「オタク」的な意味。僕自身まさにカリーギークであり、その店名に惹かれて行ってみたらとても美味しいのみならず、ギークならではの「わかってる感」が随所に見られて楽しいカレーでお気に入り店となりました。
カレーの内容は日替わりで2種。どちらか選ぶか2種盛りにするかという選択肢。インド感ある副菜も乗ります。
ある日のカレーは北インドのバターチキンカレーと南西インドのポークビンダルーでした。これに合わせる副菜が東インドを感じさせるマスタード感あるもので東西南北ざっくりインド一周。カレーの味もスパイスカレー店によくあるタイプでなく、インド現地の味に近いのですがそれを日本米に合うような着地点でまとめた絶妙なカレーであり、東京のオールドカレーファンが好むインド風カレーライスに近い形なのが素晴らしい。 またある日はチキンとサグ。チキンはシャバっとしたテクスチャの王道。サグはペーストではなくざく切り青菜にクリームチーズも入っているのがパニールを思わせて良いです。
安易に流行りのカスリメティを振りかけるのではなく、パセリがかかっているのも逆にギークを感じました。色々とわかってらっしゃるなと。

というわけでカリーギーク店主サトーさんにお話をうかがってきました。

カレーおじさん\(^o^)/(以下「カ」と表記):店名に嘘のないカリーギークっぷりで今日も美味しかったです。
カリーギーク店主サトーさん(以下「ギ」と表記):ありがとうございます。
カ:サトーさんは元々出版社にいらしたとうかがいましたが、それが現在のように間借りカレー店を営むようになったのはどんな経緯があったのでしょうか?
ギ:子供の頃からカレーが好きでした。小学校5年生くらいに初めて「ナイルレストラン」のカレーを食べて衝撃を受け、「アジャンタ」のあまりの辛さに衝撃を受け、気がつけばカレーの虜になっていました。中学生ぐらいから料理もチャレンジするようになりました。
カ:僕も初めてのインドカレーは小学生時代のナイルレストランでした。そして昔のアジャンタは今より辛く感じましたよね。こちらが辛さに慣れたのかもしれませんし、実際もっと辛かったのかもしれませんが。
サ:50年前くらいは確実にとても辛かったと思います。そんな少年時代を過ごして大学卒業後、アルバイトを経てIT系の出版社で仕事をしていたのですが、所属している編集部の編集長もカレー好きだったので「カレーの本を作りましょう!」と提案して「東京うまい店・辛い店 辛ミシュラン」という書籍を作りました。会社を退社後も、その編集長とカレーイベントなどを開いたりしてカレー活動をしていました。
カ:ではカレーを本業とはしていないものの仕事で関わってはいらしたのですね。それが現在のお店を借りるようになったのはどんなきっかけですか?
ギ:いつかは店でもと思っていたのですが、先程の編集長が「知り合いが浅草橋で、飲食店の営業許可ととったコワークスペースを始めた」と聞いて、紹介してもらいました。
カ:そうでしたか。今もフリーランスでデザインの仕事をされているということですが、だからこその間借り営業というスタイルなのでしょうか。
ギ:そうですね。それと最近カリーギークのYouTubeチャンネルを今年始めてみたんです。
https://m.youtube.com/@currygeek009
好きなことを自由にやりたい方に間借りというスタイルは良いと思います。 ギークだからこそ好きなものには徹底的にこだわり、追求するその姿勢に共感を覚えました。
店主サトーさんや僕と同じように「自分もカリーギークだ!」と思っている方には特におすすめのお店ですよ。

店舗情報

店 名   カリーギーク
住 所   東京都千代田区東神田2-8-1技研ベース内
営業非   火、水、木、金のランチ 11:50〜14:00(LO13:30)
※詳細はSNS確認
Instagram  https://www.instagram.com/curry_geek/

カレーおじさん\(^O^)/

2006年から毎日カレーを食べ続けているカレーおじさん\(^O^)/
TBS「マツコの知らない世界」ほか多数のメディア出演、カレー記事の連載、カレープロデュースまで行うカレーアディクト。
http://akinolee.tokyo/?page_id=1380
「間借りカレーdiggin’」は毎月15日に掲載いたします!お楽しみに!

鳥取で閉店後・上京、警備員➡鳥取ホルモン屋

店主の鬼将軍山口さん
東京・浅草橋に、週2回だけ不定期に開くホルモン焼き店がある。
その名は「鬼将軍」。
かつて鳥取で屋台・店舗営業を行い、地元で支持を集めた店だ。
しかし一度は閉店。店主は東京へ出て警備員として働いていた。

それでも――
火は消えなかった。

鳥取伝統「ニンニク味噌ダレ」を東京へ

鬼将軍の核は、肉ではなく“タレ”だ。

鳥取のホルモン文化を支えてきた
ニンニクの効いた味噌ダレ。

使用する部位は、いわゆる下部ホルモンではない。
主役はハツとガツ。

臭みがなく、子どもでも食べやすい。
実際に鳥取時代は、テイクアウトで子どもがおかわりする光景も珍しくなかったという。

ラードで焼き、
最後はタレで仕上げる。

「肉はどこも同じ。タレで勝負したい」

それが店主・山口さんの信念だ。

鬼の名で、仏が焼く

「鬼将軍」という強い屋号とは裏腹に、
店主は穏やかで気さく。

59歳。
再挑戦。

一度閉じた店の火を、
東京で再び灯した。

文化は、継ぐ人がいる限り消えない。
鳥取の砂丘で育ったホルモン文化が、今、浅草橋で焼かれている。

週2回だけの営業

営業日は
土曜日・月曜日の10:00〜14:00。

飲み歓迎。
財布に優しい価格帯ながら、量はしっかり。

「このタレだけで白飯がいける」
そんな声も届いている。

店舗情報

鬼将軍
〒111-0053
東京都台東区浅草橋1丁目24-1 高政ビル1階B区画 でんでん串内
営業日:土曜・月曜
営業時間:10:00〜14:00
Instagram:https://www.instagram.com/roshi33333/

銀座の老舗の常連➡閉店後、レシピ継承ロメスパ店主に

老舗からレシピ伝承した原口氏

ロメスパ専門店「デブスパ」が2026年2月12日オープンします。

本店舗では、銀座で43年間営業し、多くの食通に親しまれた老舗ロメスパ「エトナ」の味を受け継いだレシピを提供します。店主は同店に長年通い、閉店時に直接教わったレシピを基に、往年の人気メニューを再現。甘みとコクを特徴とした「ゴロゴロミートソース」や、名物「ふわふわガーリックエッグ」など、伝統の焼きスパを現代のスタイルで楽しめます。

名前で損してるけど、味は銀座仕込み

当店ではロメスパ文化の特徴であるボリューム感も継承し、通常サイズ300g、大盛り400gを提供。白出汁とオニオンのコンソメスープ、ゆずポン酢マヨネーズのサラダをセットにした日替わりメニュー(900円)や、ガーリックエッグ(1000円)など、手頃な価格帯で提供いたします。

本店舗は、かつて銀座で親しまれた味を「デブスパ」というキャッチーな店名で次世代へつなぐと同時に、地域に根ざした新しいロメスパ文化の発信拠点となることを目指します。

メニュー

店舗情報

店舗名:Debe_Supa/デブスパ
所在地:〒272-0021 千葉県市川市八幡2-13-1 アントレ一番街102(vigo内)
営業時間:11:00〜14:00
定休日:土日祝
オープン日:2026年2月12日(木)
Instagram https://www.instagram.com/debu_supa/

飲兵衛女子➡深夜0時開店朝8時までバー店主

店主のゆか氏
バーfamilyが2026年2月2日、オープンしました。
店主は、恵比寿界隈では有名な飲兵衛女子・ゆか氏。数々の居酒屋・バー・スナックなどを巡った経験を経て、満を持して自身の店を構えました。

コンセプトは「終電後の、実家のような安心感」

「FAMILY」は、いわゆる恵比寿のキラキラしたバルとは一線を画します。
終電を逃した後でも立ち寄れる、ネカフェに行く前の“もう一つの選択肢”として、人がいて、会話があり、静かに酒を楽しめる空間を提供します。

深夜帯でありながらも、女性一人でも入りやすく、お酒に強くない来店客にも配慮した距離感が特徴です。

店主・ゆか氏について

開業にあたり、ゆか氏は次のように語っています。
全国の酒豪よ、かかって来なさい
テキーラやハブ酒を一気する豪快さを持つ一方で、客層や空気を見極める繊細さも併せ持つ人物。
「飲める人だけの店」ではなく、飲める人も、飲めない人も居心地よく過ごせる深夜の居場所を目指しています。

店舗情報

店名:FAMILY
所在地:〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西1丁目4-7 Lier Ebisu 2F Melt内
営業時間:毎日 深夜0時〜朝8時
チャージ:1,000円
ドリンク価格:ショット 800円〜ソフトドリンク 650円〜
Instagram:https://www.instagram.com/family_ebisu

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