スパイスカレーの聖地大阪でミシュランビブグルマンを受賞した名店があります。その名は「Synergy(シナジー)」。
雑居ビルの2階にある小さなお店は連日開店前から大行列。テキパキと一人で調理し、カウンター席を切り盛りする店主の原さんのお人柄をあらわすような上品で丁寧なカレーは、健康にも気をつかったヘルシーな美味しさで老若男女問わずファンの多い大人気店となっています。
そんなシナジーが東京に進出。1店舗目となった恵比寿は間借りスタイルでした。人気が出てきたところで中野に実店舗を構え、恵比寿店は五反田に移転という形でこちらも間借りスタート。今後さらにお店も増やしていく予定のようです。 大阪の本店はカレーも副菜も週替わりで自由自在。ある日のカレーはほろほろチキンカリー、ポークジンジャーカリー、あん肝キーマ。3種合わせてあいがけならぬ愛かけでいただきました。シャバっとしたテクスチャのチキンとポークにしっとりしたあん肝。どれもベクトルの違うテイストであり、混ぜても調和。食後のスッキリ感が心地よく、個性派カレーがひしめきあう大阪においても確固たるオリジナリティと味のレベルを保ち続けている安心安定のお店です。
東京中野店のあいがけ
東京のお店はチキンとポークジンジャー、そしてジョロキアキーマがレギュラーのカレー。これに加えて週替わりカレーもあります。週替わりの牛すじキーマと定番のチキンの合掛け(愛かけではないのが少し寂しくもありますが)にジョロキアキーマも追加。以前恵比寿で食べた時よりもより大阪の味に近づいていて、店舗数が増えると雑になりかねないところをむしろレベルアップさせているのが素晴らしいです。特にジョロキアキーマは激辛表記ですが鯖の旨味がしっかりとあり、辛さと旨味増しの美味しいペーストとして機能するので辛いもの好きは必須のトッピングとなっています。
ジョロキアキーマ
東京のメニュー
五反田店のあいがけにスパイス卵
シナジー原さん(以下「シ」と表記):簡単に言うと子育てや夢を追う為などフルタイムで働けない方へ、マイペースに仕事できる働きやすい環境作りのお手伝いができたらと思ってのことなんです。
カ:と、言いますと?
シ:私には子供が2人いるのですが、ちょうどこの3月で大学を卒業して独立します。子育てしながらも毎日充実した仕事、生活ができたのは今の仕事のおかげ、ご来店下さるお客様のおかげだと感謝しています。同じように働く女性や限られた時間で夢を追う方への手助けになる働き方のできるお店ができればと考え、それを賛同下さる企業様と一緒に東京のお店を始めました。
カ:限られた時間でも働きやすい環境ということですが、仕込みはどのような形でしているのでしょうか?
シ:以前より私自身が大阪店舗用のスパイスカレーのベースを濃縮させて作っているものに出来る限り近いテイストで、化学調味料や着色料無添加という形のレトルトを作ることができました。東京ではこのレトルトを使って仕込みを出来るだけ簡潔にマニュアル化しました。
カ:なるほど。一から作れなくても安心というわけですね。それにしてもよくできていると思いました。以前恵比寿でいただいた時よりさらに美味しくなっていて。
シ:信頼できるカレーおじさん\(^o^)/のお言葉、嬉しいです。ゆっくりでもレベルアップできるよう頑張っていきます!
カ:店舗についてですが、以前の恵比寿、現在の五反田の間借りはどのような経緯でその場所を借りたのでしょうか?
シ:今後、中野店での研修後にお一人で営業して頂けるスタイルを確立していけたらと考えていまして、中野は実店舗として自社契約し、別に1人で回せる規模感の店舗を探した結果、ご縁があり五反田の店舗を間借りすることになりました。今後も働きたい方がいればお店を増やしていこうと考えています。
カ:素晴らしいですね。では働き手大募集ということですね。この記事を読んで働きたいと思った方へ他に何かメッセージなどありますか?
シ:仕事に入れる時間、日数が限られた方はまず中野店にて研修をしていただくのですが、将来自分のペースで営業してみたい方にとってチャレンジできる良い機会だと思いますのでお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。 2024年3月現在、東京は中野店、五反田店の2店舗。僕が食べに行った時はどちらのお店も女性のワンオペ営業でだったのですが、これも大人気店を女性一人で切り盛りしてきた原さんだからこそのノウハウがあり、それを共有できているからこそでしょう。
シナジーの味を楽しめる場所が増えるのはファンとしてとても嬉しいこと。気になった方はまず食べに行ってみて、さらに働きたいと思った方はSNSなどを通じて連絡してみてください。
雑居ビルの2階にある小さなお店は連日開店前から大行列。テキパキと一人で調理し、カウンター席を切り盛りする店主の原さんのお人柄をあらわすような上品で丁寧なカレーは、健康にも気をつかったヘルシーな美味しさで老若男女問わずファンの多い大人気店となっています。
そんなシナジーが東京に進出。1店舗目となった恵比寿は間借りスタイルでした。人気が出てきたところで中野に実店舗を構え、恵比寿店は五反田に移転という形でこちらも間借りスタート。今後さらにお店も増やしていく予定のようです。 大阪の本店はカレーも副菜も週替わりで自由自在。ある日のカレーはほろほろチキンカリー、ポークジンジャーカリー、あん肝キーマ。3種合わせてあいがけならぬ愛かけでいただきました。シャバっとしたテクスチャのチキンとポークにしっとりしたあん肝。どれもベクトルの違うテイストであり、混ぜても調和。食後のスッキリ感が心地よく、個性派カレーがひしめきあう大阪においても確固たるオリジナリティと味のレベルを保ち続けている安心安定のお店です。
今回は大阪の店主である原彩さんにお話をうかがいました。
カレーおじさん\(^o^)/(以下「カ」と表記):大阪に実店舗を持ちながら東京にお店を出した理由を教えてください。シナジー原さん(以下「シ」と表記):簡単に言うと子育てや夢を追う為などフルタイムで働けない方へ、マイペースに仕事できる働きやすい環境作りのお手伝いができたらと思ってのことなんです。
カ:と、言いますと?
シ:私には子供が2人いるのですが、ちょうどこの3月で大学を卒業して独立します。子育てしながらも毎日充実した仕事、生活ができたのは今の仕事のおかげ、ご来店下さるお客様のおかげだと感謝しています。同じように働く女性や限られた時間で夢を追う方への手助けになる働き方のできるお店ができればと考え、それを賛同下さる企業様と一緒に東京のお店を始めました。
カ:限られた時間でも働きやすい環境ということですが、仕込みはどのような形でしているのでしょうか?
シ:以前より私自身が大阪店舗用のスパイスカレーのベースを濃縮させて作っているものに出来る限り近いテイストで、化学調味料や着色料無添加という形のレトルトを作ることができました。東京ではこのレトルトを使って仕込みを出来るだけ簡潔にマニュアル化しました。
カ:なるほど。一から作れなくても安心というわけですね。それにしてもよくできていると思いました。以前恵比寿でいただいた時よりさらに美味しくなっていて。
シ:信頼できるカレーおじさん\(^o^)/のお言葉、嬉しいです。ゆっくりでもレベルアップできるよう頑張っていきます!
カ:店舗についてですが、以前の恵比寿、現在の五反田の間借りはどのような経緯でその場所を借りたのでしょうか?
シ:今後、中野店での研修後にお一人で営業して頂けるスタイルを確立していけたらと考えていまして、中野は実店舗として自社契約し、別に1人で回せる規模感の店舗を探した結果、ご縁があり五反田の店舗を間借りすることになりました。今後も働きたい方がいればお店を増やしていこうと考えています。
カ:素晴らしいですね。では働き手大募集ということですね。この記事を読んで働きたいと思った方へ他に何かメッセージなどありますか?
シ:仕事に入れる時間、日数が限られた方はまず中野店にて研修をしていただくのですが、将来自分のペースで営業してみたい方にとってチャレンジできる良い機会だと思いますのでお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。 2024年3月現在、東京は中野店、五反田店の2店舗。僕が食べに行った時はどちらのお店も女性のワンオペ営業でだったのですが、これも大人気店を女性一人で切り盛りしてきた原さんだからこそのノウハウがあり、それを共有できているからこそでしょう。
シナジーの味を楽しめる場所が増えるのはファンとしてとても嬉しいこと。気になった方はまず食べに行ってみて、さらに働きたいと思った方はSNSなどを通じて連絡してみてください。
【店舗情報】
本店
住所:大阪府大阪市北区堂島1丁目5−35 堂島レジャービル 2F営業時間:11:30~14:00
定休日:土日
営業詳細はInstagramをご確認ください
Instagram: https://www.instagram.com/ayarasynergy
中野店
五反田店
営業時間:11:30〜15:00
定休日:土日祝&月
Instagram:https://www.instagram.com/synergy.curry/
カレーおじさん\(^O^)/
TBS「マツコの知らない世界」ほか多数のメディア出演、カレー記事の連載、カレープロデュースまで行うカレーアディクト。
http://akinolee.tokyo/?page_id=1380
「間借りカレーdiggin’」は毎月15日に掲載いたします!お楽しみに!