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大井町【イギリス料理はクソまずい】不憫なイメージ一掃「Antipasto/アンティパスト」がオープン

店主の二人
レストラン「Antipasto」が東京都品川区大井に新規オープンしました。イギリス料理に対する一般的なイメージは「クソまずい」というものですが、実はその美味しさを知らないだけかもしれません。そんな誤解を払拭し、本場の味を日本でも楽しめるようにするために、若き大手食品研究員とITベンチャーが共同で取り組んできました。
Antipasto」の店名は、UKロックを愛する彼らのバンド名でもあり、”人生を引き立てる前菜”という意味が込められています。ここでは、ロンドンの雰囲気を存分に楽しむことができます。 ロンドン名物のフィッシュ&チップスは、ふわふわでサクサクの食感が特徴です。また、肉肉しいスコッチエッグは、これまでに食べたことのない驚きの味わいです。 イギリス料理といえば、スパイス料理も外せません。Antipastoでは、オクラのスパイス炒めなども楽しむことができます。また、国際的なメニューも豊富で、隣国フランスのズッキーニのステーキやスペインのタコとポテトのルイユソースなども取り揃えています。

メニュー

【ある日のイギリスメニュー】
おまかせ日替わり6品+3ドリンク 5600円
ドリンクメニュー/イギリスビール・イギリスワイン(赤・白)
Antipastoは、「お酒と料理で世界を旅する」をコンセプトに掲げ、今後30以上の国から厳選された料理やお酒を提供する予定です。

店舗情報

店舗名   Antipasto -お酒と料理で世界を旅する-
住 所   東京都品川区大井1丁目16−2チャーミング カフェ内
オープン日 2024年1月30日
営業時間   ディナー営業
定休日   不定休
Instagram :https://www.instagram.com/antipasto_restaurant/
ご予約はDMにて承っております。

中野【京都発濃厚キーマ】カレースタンド「ミスターキーマン」がオープン

超絶濃厚キーマカレー 
カレースタンド「ミスターキーマン」が新規オープンしました。京都で親しまれてきた「濃厚キーマカレー」が、ついに東京に上陸しました。「ミスターキーマン」は、今のスパイスカレーとは一線を画す、質実剛健、超絶濃厚なキーマ専門店です。見た目の華やかさではなく、がっつりとしたカレーの味わいを求める方々にぴったりのお店となっています。
「ミスターキーマン」の店内に早くから漂う、ひき肉、ナス、タマネギの独特の香りが、お客様を魅了しています。ナスが加わることで他にない独特の風味を生み出しました。 特におすすめは、大盛りのカレーです。ご飯400gにカレー200gというボリュームたっぷりな一品は、美味しさだけでなく食べ応えに定評があります。炊き立てのご飯と濃厚キーマの絶妙な組み合わせは、食欲をそそります。京都の人気メニューにインスパイアされたオリジナルキーマは、バクバク食べたくなるような美味しさが特徴です。卵黄を崩しながらお召し上がりください。

メニュー

店舗情報

店 名 : ミスターキーマン
オープン日: 2024年1月29日
営業時間: 11:30~14:00
定休日:  金曜日
住 所 : 東京都中野区中野2-27-13
アクセス: 中野駅 南口 徒歩3分 
Instagram :https://www.instagram.com/mrkeeman/

他にもカレースタンドを紹介してます

両国【絶品500円】本格スパイスカレースタンド「モンゴルカレー」がオープン

店主の佐藤さん
カレースタンド「モンゴルカレー」が東京都墨田区両国に2024年1月28日、新規オープンしました。週末限定で営業する「モンゴルカレー」では、ネパールのモンゴルさん直伝の本格スパイスカレーをワンコインで堪能できます。
店主は、勤務先の飲食店で出会ったモンゴルさんのカレーに魅了され、25年もの間、その味を忠実に再現してきました。このカレーは、スパイス出汁カレーとして当時珍しかったもので、スパイスやバスマティライスはカレーの名店から仕入れています。 「モンゴルカレー」の特徴は、ガツンと効いたスパイスとトマトの酸味と出汁の旨み、それらが一体となったナチュラルな味わいを楽しめることです。スパイスで炊いた高級米バスマティライスは、ほぼビリヤニ状態で提供される本格派。
価格も魅力的で、絶品カレーがなんとネパール価格の税込500円で提供されます。
今後はキーマやワインとのマリアージュも楽しみにされています。 「モンゴルカレー」は、土日の11時から16時まで営業しています。詳細は公式Instagramおよびウェブサイトをご覧ください。

メニュー

店舗情報

店舗名   モンゴルカレー
住 所   東京都墨田区両国2丁目14−5Alala内
オープン日 2024年1月28日
営業時間   土日 11:00〜16:00  
– Instagram:https://www.instagram.com/reframe_biz
– ウェブサイト:https://www.reframe-biz.com/

【日本初】【まるで餅】ラオスの国民食「カオピヤック・セン」専門店「カオmocchi/カオモッチ」が目黒にオープン!

こだわりの自家製麺 
カオピヤック・セン専門店「カオmocchi/カオモッチ」が2024年2月5日、新規オープンします。カオピヤック・センはラオスの代表的な麺料理で他の東南アジアの麺料理とは一線を画したお餅のような食感が特徴です。
「カオmocchi〜自家製米麺の専門店〜」は、ラオスの屋台から直伝された最も人気のあるレシピをベースに、鶏ガラ出汁の黄金スープに甘辛味の皮つき三枚肉をトッピング、自家製の米麺を使用して作り上げました。この自家製麺は、独特のモチモチ食感を楽しむことができ、まるで餅とうどんの間のような驚きの味わいです。

麺のベースには、米粉とタピオカが使用されており、濃厚な鶏出汁との相性も抜群です。お雑煮を思わせる味わいは、多くの日本人に喜ばれると確認しております。また、〆にご飯を投入しておかゆとしても楽しむことができます。 店主の木村氏は「日本人のお米の消費量が減少し、お米の廃棄率が高まっている」「高齢者層はお米よりもパンを選ぶ傾向が増えている」事に危機意識をもち、「お米を使った麺を一般的に普及されられないか」を考えたときに、独特の食感の「カオピヤック・セン」にたどり着きました。
今回のオープンをきっかけに「 カオmocchi」をラーメンやカレーライスに次ぐ「新たな国民食」として育て、お米を活かした新しい食のスタイルを提案し続けて参ります。

メニュー

店舗情報

名称: カオmocchi〜自家製米麺の専門店〜
オープン日: 2月5日
所在地:東京都品川区上大崎2丁目17−4 美都ビル 2F
営業時間: 11:00-14:00(詳細はInstagramをご確認下さい)
Instagram:https://www.instagram.com/khaomocchi/

南青山【これぞビストロ】超絶技巧の高コスパコース「ビストロエブ」がオープン

伊藤シェフ
「ビストロエブ」が 2024年1月19日新規オープンしました。出張料理で名高い伊藤シェフが金曜日限定で他では食べられない趣向を凝らしたメニューを間借り特別プライスで提供致します。
南青山に、オランダ語で「潮の満ち引き」を意味する「ビストロエブ」がオープンしました。このビストロは、週に一度、潮が引いた金曜日にだけ突如現れる特別な場所です。

シェフ

伊藤輝シェフは、上野精養軒で基礎を学び、ビストロや鉄板焼きを経て、昨年からフリーに。高級出張フレンチのかたわら、いよいよ間借り開業です。自家製のバケットから調味料まで、すべて自ら手掛け、畑でも農作業を行います。

メニュー

週替わり全8品コースをご紹介

1. タコス: 黒毛和牛を使い、モロッコの自家製調味料アリッサや、超絶濃厚ウォッシュチーズとシャキシャキスプラウトのハーモニーを自家製ほうれん草トルティーヤでお楽しみください
2. ヨーグルトビネガーと岩手の生牡蠣: さっぱりとしたシルキーな一品。
3. カブのソテー: バター・フォンドボーで。
4. カニとエビのテリーヌ: カニとエビを紫キャベツとビーツで包みました。カニとエビのビスクソースと塩生クリームで
5. ガルピュールスープ: フランスの食べる豆スープ。自家製バケット付き
6. 黒ニンニクフォンドボーの柔らかローストポーク: プチベール添え。
7. 実家の米のハヤシライス: 牛バラ乗せ。
8. 濃厚ショコラテリーヌ: ワインにぴったり。

全8品のメインクラスのディナーコースは6000円税込!

店舗情報

店名 ビストロエブ
住所 東京都港区南青山6丁目13−8バーカット内
2024年1月19日オープン
営業 金曜日18時〜23時
Instagram https://www.instagram.com/hikaru.srh
DM予約推奨 今ならゆっくりとお食事をしながら、お話しいただけます。

シェアレストランが業界初の「新規登録するとお祝い金、最大10,000円分ポイントプレゼント」キャンペーンを開始

吉野家ホールディングスグループの株式会社シェアレストラン(代表取締役:武重準、本社:東京都中央区)は、間借りマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」が間借りプラットフォーム初の「新規登録するとお祝い金最大10,000円分ポイントプレゼント」キャンペーンを開始したことをご報告いたします。 シェアレストランは、飲食業の廃業率が高い中で、低コスト・低リスクな「間借り」ビジネスを普及させてまいりました。


今回、新規登録ユーザーへのお祝い金をポイントとして提供し、これをスペース利用料としてご活用いただける特典をご提供いたします。
これにより、飲食業未経験の方も開業に対する不安を軽減し、持続的な飲食店営業をサポートする一環となっております。
※会員登録には料金は発生いたしません。

お祝い金ポイント取得の流れ

①まずは新規ユーザー会員登録するだけ
 お祝い金5,000ポイントをゲット!

②開業して2か月目をお支払い後、
 さらにお祝い金2,000ポイントをゲット!!

③開業して5か月目をお支払い後、
 さらにお祝い金3,000ポイントをゲット!!!

合計 最大10,000円分のポイントをゲット!!!!

※1ポイント1円

・毎月のスペース利用料に支払える

・通常のポイントと併用OK



【問い合わせ先】
吉野家ホールディングスグループ
株式会社シェアレストラン
担当:藤田 新
080-4818-5335
a.fujita@yoshinoya.com

大田区下丸子【速報】間借り行列店「奈つやの中華そば」が本日、実店舗をオープン

「破壊力満点のふわもちワンタン」
「シェアレストラン」を卒業した「奈つやの中華そば」が2024年1月22日新規オープンしました。昨年、不動前にて間借り開業するやたちまち評判を呼び大行列店となった「奈つやの中華そば」。ラーメン百名店びぎ屋出身の店主、平林氏の地元下丸子への凱旋実店舗オープンとなりました。
さすがは間借りで鍛えた人気店「奈つやの中華そば」。下丸子の実店舗においてもオープン初日から大行列、多くのお客様で賑わいました。「破壊力満点のふわもちワンタン」「いくらでも食べられるシコシコの麺」「ふんわり煮干し香るフルボディスープ」が特徴で、店主の実家の洋食店で評判のカレーもラーメンに負けない手間をかけており必食です。

メニュー

間借り時代の記事

店舗情報

店舗名   奈つやの中華そば
住 所   東京都大田区下丸子4-4-8
オープン日 2024年1月22日
営業時間 ・定休日 SNS参照   
Instagram :https://www.instagram.com/natsuyanochukasoba

門前仲町【手作りスープカレー&名店のレトルトカレー】 「カフェ モッコス」がオープン

店主の松本さん
スープカレー&レトルトカレー「カフェ モッコス」が新規オープンしました。カフェ モッコスは、野菜たっぷり手作りのスープカレーと、店主セレクト名店のレトルトカレーを同時に楽しめる他にない個性を持つお店です。
店名の「モッコス」は、店主である松本さんの親友から取った愛称です。札幌で食べ歩いたスープカレーは、野菜たっぷりで好評の味わい、なんと激安の間借りプライス900円に設定しました。玉ねぎやにんじんを炒め作ったカレーにアルカリ浄水の手羽元出汁で仕上げたスープカレーは、その優しい味わいで一度飲んだらクセになることでしょう。 カフェモッコスは、缶詰バーをランチ間借りしており、名店のレトルトカレーも充実しています。店主自慢のスープカレーと名店レトルトの食べ比べもぜひお楽しみください。 松本さんはカフェでの勤務経験を積み、銀座での会社員時代にはカレー屋巡りをしてこの開業の日を迎えました。共に開業を約束した親友は十回忌を迎えていますが、その思いを胸に、「カフェ モッコス」を通じてお客様に元気を与え、将来的には清澄白河に凱旋帰国し、実家カフェを開業する計画を進めています。

メニュー

店舗情報

店舗名   カフェ モッコス (Cafe Mokkos)
住 所   東京都江東区門前仲町1-11-7 ミスターカンソ内
オープン日 2024年1月15日
営業時間   平日10:00〜16:00 / 土日休   
Instagram :https://www.instagram.com/cafe_mokkos/

あんのいず卒業メンバー、木辺日向子さんが三鷹で新たな挑戦【小料理屋ひなこ】

「小料理屋ひなこ」が新規オープンしました。木辺日向子さんはアイドルグループあんのいすの卒業メンバーで、三鷹にオープンした「小料理屋ひなこ」は日曜日限定の営業ながらファンや地元の方々でにぎわいを見せております。
「小料理屋ひなこ」はひなこさんの自炊経験の長さから生まれる「一汁三菜」な愛情溢れる家庭料理が自慢です。彼女自身が一生懸命に料理を作り上げ、ファンたちはもちろん、三鷹の地元の方々もひなこさんのほんわかとしたトークに癒されています。 「小料理屋ひなこ」では様々な楽しいイベントも開催予定されており、恵方巻き大会や店内花見、七夕、出身の芋煮会など、お客様が共に楽しむエンタメスペースとなっています。 アイドル卒業後に彼女が選んだライブ会場は飲食店。第二の人生を迎えた木辺日向子さんの新たな挑戦をぜひお楽しみください。

メニュー

店舗情報

店舗名   小料理屋ひなこ
住 所   東京都武蔵野市中町1丁目19−11, THE HAPPYmAN CHEAKS内
オープン日 2024年1月14日
営業時間   毎週日曜日 18時~22時
ご予約はX(Twitter)からDM下さい 
https://x.com/koryouri_hinako

他にもアイドルシェアレストランを紹介してます

間借りカレーラーメンの世界

池田店主(奥様) ~お話は照れ屋のご主人(ワイルドなイケメンです)にお聞きしました
今回の間借りカレーdiggin’は間借りラーメンのお店。カレーじゃないのかと思った方、ご安心ください。絶品カレーラーメンもあります。さらにはこちらの物件の間貸し主が神田カレーグランプリで優勝経験もあるカリガリの姉妹店「ばち巣鴨」なのです。

間借りしているお店は「tokyo花さんしょう」。名古屋の人気店「tokyo miso style IKEDA」を手掛ける池田さんご夫妻が名古屋の店舗はスタッフに任せ、新業態として東京は中目黒でお店をスタートさせたのですが、シェアで借りていたもう一人の借主の都合で移転を余儀なくされ、ばち巣鴨で間借りスタートしたという流れです。

tokyo花さんしょうは朝営業と昼営業の2部制。朝は7:00から10:00の営業で「朝らしい担々麺」一本勝負、昼は11:00から14:00の営業で「RaRaヌードル」と「Curryヌードル」の二本立てというメニュー構成です。僕はカレーおじさん\(^o^)/なので昼にうかがい、Curryヌードルにチャーシューをトッピングしていただきました。
濃厚な味噌の旨味と鮮烈な花さんしょうとカレースパイスの香りのアウフヘーベン。カレーラーメンも様々なお店で食べてきていますが、ここのCurryヌードルは頭ひとつ抜きん出た美味しさです。チャーシューも柔らかく、脂が少ない部分でしつこさがないです。濃厚かつ刺激的なラーメンに負けないトッピングなのでおすすめ。中目黒時代と変わらぬ美味しさで大満足でした。

店主の池田さんにお話をうかがってきました。

カレーおじさん\(^o^)/(以下「カ」と表記):名古屋の店舗を営業しながら東京でお店を始めたのはどのような理由があったのでしょう?
tokyo花さんしょう池田さん(以下「池」と表記):自然と、なんですよね。元々僕が埼玉の出身なんですが、店舗始めるにあたって全国で物件を探したんです。その中で名古屋の物件を見つけまして、学生時代は名古屋で過ごしたこともあるので土地勘もあるし、ここでやってみようということで名古屋で始めたんです。そちらが軌道に乗ったところで、自然と関東に戻ってきたという感覚です。
カ:なるほど。元々関東の方だったんですね。中目黒からこの場所に移転したのはどのような流れですか?
池:中目のお店を急遽閉めなくてはいけなくなってしまって、間借りで良い場所は無いかとシェアレストランで探してこちらを見つけました。ここは駅前だしお店も綺麗なので、ただ美味しいものを作るだけではなくお店のトータルコーディネイトができるなと考え、それにも挑戦しています。
カ: と言いますと?
池: 朝ラーメンが合う場所だなと考え、それを始めました。朝ラーメンはメニューに食べ方の説明書きもあるんですが、最初にドライレモンをかじってから食べるという流れだったり、朝営業の時間は水も薄くコーヒーを感じるコーヒー水にして出していて、BGMもアメリカのラジオにし、リラックスして食べて欲しいと考えているんです。朝ラーメンを定着させたいですね。
カ: それは面白い試みですね! 昼は昼でしっかり食べ、朝はラーメンでも爽やかにリラックスできると。
池: そうなんです。まだまだ始めたところで試行錯誤しながらですが、朝にも昼にも食べに来ていただきたいと思っています。 確かに以前の中目黒のお店は黒を基調とした店内で夜営業でした。一転、巣鴨は白を基調としたお店で朝と昼。間借りですからお店の雰囲気を変えることはできませんが、逆にそのままをうまく利用して自分なりの空間を作るという工夫もできるのだなと発見がありました。

そして今回はばち巣鴨オーナーのカリガリ社長二木さんにもお話を聞いてみました。

カ: ばちでもランチ営業をしていたわけですが、昼を間貸しにした理由はどのようなものですか?
カリガリ&ばち巣鴨オーナー二木さん(以下「二」と表記): ばちは馬刺しの居酒屋なので当初は馬刺しを使った丼などでランチをやっていたのですが、昼が忙しくなれば夜の仕込みを消費してしまいスタッフの仕事量が割に合わないというジレンマの中、間貸しをする事で家賃負担の軽減も出来る上にスタッフが居酒屋業に集中できると思って間貸しする事にしました。また、シェアレストランさんで自分もいくつかの間借りを経験し、「カリガリマキオカリー」というお店を芸人さんと共にスタートしているのですが、そちらの企画の兼ね合いで店を貸す側も経験しておきたかったという理由も大きいです。

カ: 間借りする立場と間貸しする立場どちらも経験しているというレアケースですが、その立場だからこそできるアドバイスなどあれば是非教えてください。
二: 一番の問題は物や食材を置くスペースです。借りる側としては、あくまでオーナー側の本業が変わらずに行えるように配慮しつつ、自分たちの最低限のスペースを確保させてもらう事。手運び可能なものは毎度持ち帰り、持ってくるなどの努力が必要です。そして借りるお店は多額の初期投資をして作っているという事を念頭におく必要があると思います。そこで万が一問題が起きて営業停止になればオーナー側も営業が停止になります。間借り費用を支払っているからと普通に自分の店をやる感覚だと両者に不満が溜まり、揉め事になってしまうのであくまで間借りをさせてもらっているという感覚を持っていないといけないかと思います。

カ: その通りですね。逆の立場としてはどうでしょう?
二: 間貸し側としては、先程言った事を主張し過ぎずに可能な限り全面協力をするように心がける必要があります。そのためにも決め事はきっちりしておくべきです。例えばこのスペースは自由に使って良いがここはダメとか、ゴミの料金はいくらかなどなど細かく決めておき、後からどうするか話すという部分を可能な限りなくしてスタートをしなくてはいけないです。そのルールも押し付けるのではなくフェアに話して決めるべきですね。事実、当店でも冷凍庫冷蔵庫のスペースを作るために、居酒屋でのメニューを変更したり、席数を1席減らして物を置くスペースを確保しました。席数を減らすマイナス面よりも間借りをしてもらうメリットの方が大きいと判断したからです。間借りを経験していなければその判断はできなかったかもしれません。

こちらも非常に興味深いお話が聞けました。 tokyo花さんしょうの池田さんは名古屋で店舗を運営しながら東京で間借り店をスタート。
ばち巣鴨の二木さんはカリガリ、ばち巣鴨という独立店舗を運営しながらカリガリマキオカリーなど間借り店も展開。
どちらもオーナーであり、同時に借主でもあるという立場です。
一つのお店をしっかりと運営していくことももちろん大切なことですが、他の展開が可能であれば、新たなビジネスチャンスがそこに生まれるというわけです。

難しいことは抜きにしても、tokyo花さんしょう、ばち巣鴨、どちらも美味しくて大好きなお店です。
これから間借り、間貸しを始めたいと考えている方は、美味しい料理を食べに行き、もし店主さんの手が空いているようであればお話を聞いてみるのも良いかもしれません。

【店舗情報】

店名:tokyo花さんしょう
住所:東京都豊島区巣鴨1丁目13−4 ばち巣鴨内
営業時間:朝営業 7:00~10:00 昼営業 11:00~14:00
営業日:不定休
X : https://twitter.com/tokyoHanasansho
Instagram: https://www.instagram.com/tokyo_hanasansho/

カレーおじさん\(^O^)/

2006年から毎日カレーを食べ続けているカレーおじさん\(^O^)/
TBS「マツコの知らない世界」ほか多数のメディア出演、カレー記事の連載、カレープロデュースまで行うカレーアディクト。
http://akinolee.tokyo/?page_id=1380
「間借りカレーdiggin’」は毎月15日に掲載いたします!お楽しみに!

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