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渋谷「本当にここで良いの?」マンションの間借りカレーYONE CURRY

間借りカレーは実店舗と比べて営業が流動的であることもあり、間借りカレー激戦区と呼ばれる場所も日々変化しています。
東京において最初に間借りカレー激戦区と呼ばれたのは新宿ゴールデン街、その後高円寺がそう呼ばれ、2023年9月現在はどこかというと、渋谷がその一つに確実に挙げられる街ではないでしょうか。
今回ご紹介するのも渋谷エリアのお店。駅で言えば神泉駅の近くにあるYONE CURRYです。 まずその場所が非常に面白いのですが、ラブホテル街の中というかラブホテルとラブホテルの谷間にひっそり佇むようなマンションで、飲食店は無い雰囲気の建物ですがその中の一室がバーとなっており、こちらの間借りで昼間に営業しているお店です。
扉を開けるまでは「本当にここで良いの?」と不安になるような場所ですが、店内入ると多くの若者で賑わい、外から陽光も差し込む明るい雰囲気で安心しました。 は週替わりで3種。ある日のメニューはバターチキンカレー、ビーツとブロッコリー、豆と冬瓜の3種。せっかくなので3種でいただきました。
どれも素材の味を活かした優しいテイストなのそですが、色味も良く、食感の変化もあり、最後まで飽きずに食べることができ、食べ終わった後は野菜メインにも関わらず確かな満足感を得られるカレーでした。
センスの良さも感じたのでこれからさらに美味しくなっていきそうな気配もおおいにあります。これは要注目のお店ではないかと思い、急遽店主のヨネさんに取材を依頼したところ、快く受け応えてくれました。 カレーおじさん\(^o^)/(以後「カ」と表記):急遽なのにありがとうございます。それにしてもかなりの人気ですね!
YONE CURRY ヨネさん(以後「ヨ」と表記):ありがとうございます。今日は特に混んでいたので少々テンパってしまいましたが味は大丈夫でしたか?
カ:美味しかったですよ。自分が食べて美味しいと思ったお店じゃないと取材をお願いしないのがポリシーなので。それにしても何かとセンスを感じるカレーだったのですが、どのようないきさつでこちらのお店を営むことになったのでしょうか?
ヨ: 前職まではずっとファッションの仕事をしており、お世話になっていた「NON TOKYO」というブランドの人に自分のカレーを食べてもらったのがきっかけです。そこから友人に配り始め、その後月一くらいでカレーイベントを開催していました。そこからイベントではなく定期的に営業してみようということで今の場所を間借りして営業することになりました。
※ NON TOKYOとは今もコラボグッズ販売中 https://shop.yonecurry.com カ:なるほど。ファッション関係の方でしたか。だからこそのセンスなのですね。カレーはどちらで修業されたのですか?
ヨ: 独学です! レシピ本の他にもネットで現地のレシピを拾ったり、動画を見たりと、修業というより研究ですね(笑) 特にナイル善己さんのレシピ本は読み込みました。それまでにも和食とイタリアンの勉強をしていて、その技術や考え方を活かして僕なりの解釈でインド料理を作った感じです。
カ:なるほど。インド料理がベースではあるもののちょっと違う個性もあるなと感じたのですが、納得しました。こちらの場所を借りることになったのはどういう経緯ですか?
ヨ:こちらはYOYOというバーなのですが、お店と僕の共通の友人がいまして、そこをきっかけにオーナーさんとつながって、大変良くしていただいてます。ここの他にもう1店舗、代々木のICONというハンバーガーのお店で夜に間借りというかコラボ営業もしているのですが、そちらの場合は自分がお店のファンで食べに通っている中で仲良くなり、イベントの会場として使わさせてもらったのをきっかけに、今もコラボ営業をしているという形になります。
カ:昼も夜もで大変ですね!
ヨ:夜の営業は多くはないのですが、ICONのハンバーガーに自分のカレーを合わせるコラボメニュー的なものもあって、こちらとはまた違う楽しみ方をしてもらえたらと思っています。
カ:それも気になりますね!
ヨ:ただ不定期営業になるので詳しくはInstagramや公式LINEをチェックしていただければ嬉しいです。
Instagram https://www.instagram.com/yone_spice/ 雰囲気のあるお店でセンスを感じるカレー。メニューは週替わりで旬の食材を使い、定番はバターチキンやポークビンダルーなどに加え、鮭の出汁茶漬け風カレーという個性的なオリジナルもあるとのこと。
自ら繋がり、切り開いた場所で自分のやりたいことをやっているヨネさん。
常連さんとの会話も楽しそうで、ポジティブなパワーも得られる空間となっていました。
ヨネさんのように場所もひとつに決めずいくつかの場所で間借り営業をするという方も増えてきているように感じます。
動けば動くほどチャンスを得られるもの。もちろんそれに伴うトラブルも動くほどに増えるものではありますが、何も動かなければ成功もありません。
ヨネさんのように笑顔でポジティブに動いている方の作るカレーを食べると元気が出るように思います。

店舗情報

店 名  YONE CURRY
住 所  渋谷区円山町7-2エディフィスビル205
営業時間 11:30〜15:00LO
定休日  不定休 ※営業日は毎週変わりますのでInstagramをご確認ください
https://www.instagram.com/yone_spice/

カレーおじさん\(^O^)/

2006年から毎日カレーを食べ続けているカレーおじさん\(^O^)/
TBS「マツコの知らない世界」ほか多数のメディア出演、カレー記事の連載、カレープロデュースまで行うカレーアディクト。
http://akinolee.tokyo/?page_id=1380
「間借りカレーdiggin’」は毎月15日に掲載いたします!お楽しみに!

中目黒に新たなプロテインスムージー&サンドイッチの専門店が誕生!「Retain/リテイン」グランドオープンのお知らせ

プロテインスムージー&サンドイッチ専門店「Retain/リテイン」が新規オープン

東京中目黒に2023年9月9日 (土)、待望の新しいプロテインスムージー&サンドイッチ専門店「リテイン」がオープンしました。この土曜日限定の斬新な店舗は、美味しく健康的なプロテインを提供し、店主の独自の経験に基づいたユニークなコンセプトで注目を集めています。
「リテイン」の店主は元ダンサーであり、そのダンスの経験からプロテインの重要性を痛感しました。日本ではまだ馴染みのないプロテイン摂取を日常の食文化に取り入れることを目指し、彼はプロテインを感じさせない粒々ベリーなどのスムージーを開発しました。その結果、美味しくて健康に良いプロテインスムージーが誕生しました。
さらに、「リテイン」では分厚いチキンサンドイッチも提供しており、650円というリーズナブルな価格で美味しさと食べ応えを提供します。この絶妙な組み合わせが、中目黒の食通たちに大好評です。
プロテインは肌や髪を構成するタンパク質を補うのにとても大切ですが、そこに果物や野菜の栄養素を加えることで「リテイン」のスムージーは美肌効果や腸内環境改善の効果も期待できます。ダンサー仲間からのおすすめでプロテインスムージーにはまった店主は、毎回シェイカーを持ち歩く手間から解放され、プロテインスムージーをより手軽に楽しめる場所として「リテイン」を実現しました。

「リテイン」は毎週土曜日にランチタイムにオープンし、今後の展開計画も進行中です。地元の皆様に健康的な食事とプロテインの魅力を提供する「リテイン」をぜひお楽しみください。

メニュー

テイクアウトもOK 

店舗情報

店名: リテイン
住所: 東京都目黒区東山2丁目2-5 1階giow内
営業時間: 土曜日 9:00〜15:30
開店日: 2023年9月9日 (土)
ソーシャルメディア: Instagram(https://www.instagram.com/retain.sprotein/
ウェブサイト: https://gourmet.tsuku2.jp/shop/0000033736/top

御茶ノ水【エステ食&チート食】新たな食提案「エステ食HyperSlim(ハイパースリム)」がオープン!

新たな食提案「エステ食HyperSlim(ハイパースリム)」が御茶ノ水にオープン

「エステ食ハイパースリム」はフィットネスとエステ業界の専門家が手掛け、ダイエット食の枠を超えた新たなスタイルのお店です。
従来の偏ったダイエット食(糖質制限)に疑問を持った店主の提案は五大栄養素を組み合わせた美味しくて美容にいい「エステ食」です。毎週金曜日にはたまのご褒美として栄養バランスを考えた「チート食」も提供致します。
ネギ塩スリムチキン
特におすすめは、ネギ塩鶏!鶏胸肉のしっとりとした食感と、贅沢な五穀米との組み合わせが絶妙です。

五大栄養素にこだわったメニュー設計により、ナチュラルで後味スッキリな味わいが楽しめます。

エステ食とチート食の美味しさを追求した野心的なプロジェクトに注目下さい。

さらに、店主の美容世界一の国日本への挑戦が始まります!「エステ食HyperSlim」は都内に数十店舗展開予定で、協力企業様、エステサロン様も募集中です。

メニュー

店舗情報

店舗名   エステ食HyperSlim(ハイパースリム)
住 所   東京都文京区湯島1丁目9 月光食堂内
オープン日 2023年9月1日
営業時間   平日8:30〜14:00
Instagram https://www.instagram.com/esthetic_meal/

イタリア郷土菓子通販専門店「Pâtisserie Primavera HARU」が中目黒に誕生!

イタリア郷土菓子通販専門店「Pâtisserie Primavera HARU」が新規オープンしました。

店主は、青山のイタリアン名店サンタマリアで5年間にわたり、ドルチェに情熱を捧げてきた経験豊かなHARUさん。その技術を更に高めるため、百名店パティスリーで修行もしております。

HARUさんが心の底から愛されているのは、イタリアの伝統的な菓子たち。

しかし、ティラミス、パンナコッタ、マリトッツォのようなメジャーなものだけではありません。日本ではまだ馴染みの薄い、数々の素朴なイタリア郷土菓子がここで楽しめます。具体的には、トルタカプレーゼ、ケークパニーユ、カネストレッリ、ミリアッチョドルチェを始め、様々なメニューを用意しております。

特にトルタカプレーゼは、濃厚なチョコとアーモンドの絶妙な組み合わせで、イタリアンワインとの相性が抜群です。ケークパニーユは、バターたっぷりでサクサクしっとりとした美味しさが広がります。カネストレッリは、シナモンやピスタチオが効いた軽やかな口当たりのゆで卵の黄身を使用したクッキー。そして、ミリアッチョドルチェは、卵は使っていませんが、エッグタルトのような可愛らしいお菓子です。
ミリアッチョドルチェ
HARUさん自身、スイーツのプロとしてイタリア菓子の意外性あるレシピに魅了され、作る楽しみが尽きないそうです。そして、その美味しさは一度口にすれば、あっという間になくなってしまうほど。

それぞれのお菓子には、個別の可愛らしいストーリーがあります。詳細はHARUさんのInstagramをご覧ください!
「どんな時にも寄り添うようなお菓子をお届けしたい」
将来の実店舗への夢も抱きながら、素朴なイタリア菓子を焼き続ける日々が続いています。

店舗情報

店舗名  Pâtisserie Primavera HARU
ご注文はDMかベイスを通じてお願いします。
Instagram: https://www.instagram.com/sachi___dessert/
オンラインストア: https://primavera218.base.shop/
住所:目黒区青葉台1−28−9

東京・中目黒【新たなペットのナイトスポット誕生】「BAR水曜日」がオープン

ドッグバー「BAR水曜日」が8月23日(水)に新規オープン! 愛犬家やペット愛好者にぴったりの新しいナイトスポットです。
BAR水曜日は、代官山でコーヒーショップ/クリームパンベイカーズを経営し、日本一愛犬家が多いと言われるエリアで活躍してきた店主が手がける新しいプロジェクトです。 愛犬家の皆様はもちろん、お子様やペットを連れたお客様も大歓迎!BAR水曜日は、お子様やワンちゃんの店内利用も可能です。また、食べ物やおつまみについては持ち込みがOKです。

BAR水曜日では、以下のような魅力が詰まっています。

– 店主もホップ摘みを経験したインディアンサマーセゾンをはじめ、清澄白河で醸造されるナチュールワイン、千葉のカフェジンなど、日本産のナチュラルワインやジン・ウイスキーをマスターが丁寧に提供します。

– 店主が得意とするチーズケーキなども絶品の味わい。美味しいお酒と共に、極上のスイーツも堪能できます。

– 店主は、イタリアンレストラン、バー、カフェなどでの10年以上の飲食経験を持ち、夜のエンターテイメントを得意としています。オリジナリティ溢れるメニューと共に、楽しい時間をお約束します。 BAR水曜日では、日本産のアルコールと心地よいコミュニケーション、良質な音楽が楽しめる場所となっています。そして、愛犬と一緒の方もお一人様もゆっくり過ごすこともできる希少なカフェ・バーです。

店舗情報

店舗名   BAR水曜日
住 所   東京都目黒区中目黒3丁目5−11 ノムネン内
オープン日  2023年8月23日
営業時間   18:00-22:30
Instagram :https://www.instagram.com/barsuiyobi/

表参道・青山【ボトルオプション無料】香りと共に彩る至福の時 シーシャバー「VAYU(ヴァーユ)」が誕生!

店主の丈一郎さん 
五年前、外国人の恋人からの一言がきっかけとなり、シーシャ愛を追求した丈一郎さん。その情熱は、故郷からの一歩をTikTokで踏み出し、新宿での三年間のシーシャバー経験と共に成長を遂げました。その熟練の技と優れたセンスは、まるでモデルのようにシーシャを操る姿に現れています。 そんなSNSでも話題沸騰の26歳、丈一郎さんがついに新たな一歩を踏み出しました。自身の夢であったシーシャバー「VAYU」のオープンをお知らせいたします!

店名の「VAYU(ヴァーユ)」は、インドの神様から名付けられました。その名の通り、香りを運ぶ神様として知られるインドの神「ヴァーユ」からインスパイアを受け、ここでは香り高いシーシャが楽しめます。 VAYUの魅力の一つは、ボトルオプションが無料で提供されていることです。その月の旬や季節に合わせてボトルオプションを提供致します。本日のおすすめは、グアバ&ライチのフレーバーに、新鮮なシークワーサーが贅沢にボトルに加わったシーシャ。

過去には、京都宇治抹茶の風味を引き立てたボトルに、デクラウドの抹茶の甘さと東京シーシャのグリーンティーの香りが絶妙に調和する斬新なフレーバーコンビネーションを提供しました。 また、店内では定期的な炭火のメンテナンスにより喉に優しい心遣いを施し、心地よい空間で最大2時間にわたりシーシャを楽しむことができます。

丈一郎さんの愛情ある接客や細やかな気配りが、女性はもちろん、幅広い年齢層に感動体験をもたらしています。シーシャ初心者にもオススメのお店です。

今後の展望として、丈一郎さんは実店舗の拡大やシーシャコンサルタントとしての活動も視野に入れています。南青山に位置する「VAYU」は、毎週日曜日のみ営業し、完全予約制となっております。ご予約やお問い合わせは、公式InstagramアカウントからDMにて承っております。 【VAYU公式Instagram】
https://www.instagram.com/shisha_vayu/ 【店主Instagram】
https://www.instagram.com/mngrs126/

メニュー

店舗情報

店舗名   シーシャバー「VAYU(ヴァーユ)」
住 所   東京都港区南青山(詳細は予約時にご連絡致します)
オープン日 2023年8月13日
営業時間   日曜日18時~
Instagram :https://www.instagram.com/shisha_vayu/

飯田橋【元祖】冷やし麻婆豆腐専門店そほいろがオープン!

出来立てを素早く提供します 

“元祖冷やし麻婆豆腐専門店そほいろ”とは

元フレンチシェフで坦々麺店など6店舗の立ち上げ経験のある小沼さんが業界騒然の新ブランドを立ち上げました。

豚ひき肉をフレンチの技法でジュレ状にした「冷やし麻婆豆腐」専門店です。

辛さは3段階選べるので激辛に挑戦してみてください。
ライスは大盛り無料です。

麻婆豆腐好きシェフは元祖冷やし麻婆豆腐以外にも
出来立て熱々の定番「麻婆豆腐」や、鶏胸肉使用で油を極限までカットした「ダイエット専門麻婆豆腐」などオリジナル麻婆豆腐を開発。 いずれもふっくらとした豆腐がいいです。注文後に素早くカットするネギの風味もよく、麻婆はスパイスが効いていてライスが進みます。 店名の “そほいろ” は、オレンジっぽい赤土のような伝統色で美しい麻婆豆腐の色を指します。新しいアイデアに溢れた美しい創作麻婆豆腐をお楽しみくださいませ。

メニュー

店舗情報

店舗名   元祖冷やし麻婆豆腐専門店そほいろ
住 所   〒102-0072 東京都千代田区飯田橋4丁目7−8 第2山商ビル 地下1階ブォンクオーレ内
オープン日 2023年8月17日
営業時間   11時〜14時30分
定休日   土日
Instagram :https://instagram.com/sohoiro

同じ場所での過去のシェアレストラン

目黒不動前【人気削り手】かき氷店「Saku【削】」がオープン

店主の古澤さん 

かき氷店「Saku【削】」が新規オープン

三宿の百名店「かんな」での削り手として知られる古澤さんが、新たに自身のブランド店「Saku【削】」に取り組みました。 モデル業からかき氷の世界へ転身した古澤さん。新たなる挑戦の舞台は、臨場感あふれるオープンカウンターです。モデルと削り手、共通のエンターテインメント。美しい工程の見学と、お客様との心温まる交流が楽しめます。 「かんな」の影響を受けながらも、古澤さんは独自のアイデアで個性的なかき氷を日々創作しています。早くも名声を手にした彼の成長にご期待ください。

実際、満席状態が続いており、予約がおすすめです。また、店主との距離感もシェアレストランの魅力の一環。このスペシャルな空間に、ぜひご参加ください。

メニュー

<メニューの一例>
・桃カマンベール 1600円
サクサクの氷と甘くてしょっぱいカマンベールソースが絶妙に調和し、全メニュー制覇への誘惑が広がります。

店舗情報

店舗名   Saku【削】
オープン日 2023年8月6日 
店 主   古澤 幸琢朗 (@kotaro_furusawa)
営業日   8/6(日)、8/16(水)、8/20(日)、8/30(水)
営業時間  10時〜15時(14時半LO)
場 所   東京都目黒区下目黒3丁目10-35 服部ビル 3Fべろべろばー内
Instagram  https://www.instagram.com/kakigori_saku/
ご予約はこちらから https://airrsv.net/kakigori-saku/calendar

横浜【何個でも食べれちゃう】鶏肉を究極まで柔らかくジューシーに仕上げる宮崎チキン南蛮専門店「タルターレ」がオープン!

店主の兼田さん
宮崎名物チキン南蛮の専門店「タルターレ」が新規オープンしました。宮崎出身のお母さんが本場の製法で作ります。丁寧に仕込み、しっかり漬けこまれたジューシーで柔らかな鶏肉が美味しいと評判です。
宮崎名物のチキン南蛮で勝負するタルターレが、この度横浜への進出を果たし、間借り店としては4拠点目のオープンを迎えました。お茶の水を皮切りに、三宿と虎ノ門での営業を経て、各地で新たなファンを獲得し、多くの方に愛されているタルターレ。今回、横浜を選んだ理由や、現在の心境など、新たな意気込みを店主の兼田さんに伺いました。 これまでの間借り店舗では、ランチタイムの営業に力を入れてきましたが、夜の営業にも興味を抱いていた兼田さん。昼夜を通じて営業する方法を模索していたところ、ちょうどこの店舗を見つけ、迅速にチャンスをつかみました。

今回からは、新たな試みとして、チキン南蛮をつまみに生ビールを楽しめる店をコンセプトとし、営業を開始しました。ビールに加えて、焼酎、梅酒、ワインも取り揃え、初めての夜間営業も行っています。 横浜は、地元のお客様が比較的多いエリアであり、地域に密着した接客を心がけています。お酒を楽しみながら、ラフな関係性をお客様と保てればと兼田さんは考えています。

兼田さんの目指す営業スタイルは、全てを一人でこなす完全ワンオペレーションです。自身の手の届く範囲内で、他にはない味を追求し、皆様に喜んでいただきたいという思いが込められています。

新たに横浜でオープンしたタルターレへ、ぜひ足を運んでいただければ幸いです。

過去の記事

メニュー

<夜メニュー>
・チキン南蛮(単品)
 プレーン          ¥700
 旨辛            ¥800
 エスニック         ¥1,000
・牛すじ煮込み       ¥500
・ナスの煮浸し       ¥500
・冷静三種おつまみ    各¥500
 ホタルイカ沖漬け
 茎わかめ(中華風)
 まぐろの生ハム
・赤エビのカンジャンセウ  ¥600

<ドリンク>
・ヒューガールデン      ¥600
・宮崎地ビール        ¥600
・アサヒスーパードライ(中瓶)¥500
・黒霧島          各¥500
 水割り、ロック、ソーダ割り
・宮崎都農ワイン       ¥500
・百年の孤独         ¥800
・山崎 梅酒         ¥800

過去の記事

店舗情報

店舗名   タルターレ
住所 神奈川県横浜市西区浅間町1-4-12-1階バーラフテル内
オープン日 8月4日
営業時間   11:30〜14:30(LO14:00)
      17:00〜21:30(LO21:00)
店 主    兼田秀子
定休日   不定休
Instagram  https://instagram.com/tartare0901

【間借り経営者必見】美味しくて勉強になる「スパイスカレーizon」

店主のヨシフジさん(左)と従業員のナカヤマさん(右)
間借りカレーブームが巻き起こった場所と言えば紛れもなく大阪ですが、その大阪の隣である京都にも間借りカレーの波は広がっています。
そんな中で僕が特に注目するお店が「スパイスカレーizon」。
現在は間借りを卒業して実店舗を構えているのですが、その場所には元々他のカレー専門店が入っていた場所。
「え? ここ入るの?」というような細い道を入った奥に佇む古民家的一軒家。入ってみると外の陽光も差し込んで非常に良い雰囲気のお店です。 izonのカレーの特徴であり、お店のスローガンにもつながるのが「世界一周カレー」。世界各国の食文化や歴史をカレーに落とし込んだという意欲作です。
この日のカレーはオーストラリアがテーマ。オーストラリアの原住民であるアボリジニの食文化をカレーと融合させた一皿でした。 特に面白いと感じたのはベジマイトという発酵食品を使ったチキンカレー。個人的な話ですが僕はオーストラリアにホームステイしていたことがあり、その際に食べたもので最も衝撃的だったのがベジマイトでした。子供の頃の僕の味覚には全く合わず、残してしまったあのクセ強食材ベジマイト。それがカレーになると聞いて逆にこれは確実に美味しくなるだろうと思いました。カレーのスパイスにはヒングという強烈な匂いを発するものがありますが、ヒングが入ることによって格段に美味しさが跳ね上がる料理もあるのです。 それに近いだろうなとベジマイトカレーを食べると予想通り。ベジマイトを知っている人であればほのかに感じるベジマイト感。しかし知らない人には気にならずに美味しく食べられるという絶妙な着地点が見事です。
他にもオーストラリアのハーブであるレモンマートルや、実はオーストラリアが原産であるマカデミアナッツを使ったカレーなど、どれもがカレーとして確実に美味しく、食べれば自然とオーストラリアを想わせるもの。
これを作れるのはただものではありません。
今回はizon店主ヨシフジさんにお話をうかがってきました。 カレーおじさん\(^o^)/(以下「カ」と表記」):美味しいだけじゃなく面白さもあって最高でした。過去に行ったオーストラリアを思い出させる一皿でした。
izon店主ヨシフジさん(以下「ヨ」と表記):ありがとうございます! 実際オーストラリアにこういうカレーがあるわけではないと思うんですが、オーストラリアの食材を使うことによって色々とオーストラリアを想ってくれたら嬉しいです。
カ:世界一周カレー、今まで何カ国くらいのカレーを作ったんですか?
ヨ:50カ国くらいですかね。同じ国で複数回作ったこともあります。1回目は食文化からのアプローチ、2回目は歴史からのアプローチなどと変えているので、可能性は無限にあります。
カ:楽しいですね! 何故そのようなスタイルのカレーを作るようになったのですか?
ヨ:世界へ旅に出て現地で色んな人と話していると、良い人が多いんです。日本で「あの国はああだ」みたいに言われてる国でも、実際一対一で話すとそんなことなかったり。けど日本に帰ってくるとやっぱりそういう偏見とか差別みたいなものを感じることが多くて。食事によってそういう差別や偏見を無くすきっかけができたら良いなと思って作っています。
カ:素晴らしい! 確かに美味しいものが食べられる国はイメージ良くなりますもんね。
ヨ:そうですね。ただ食べてもらうだけではなく、毎回メニューにも詳しく説明を書いているんです。料理ができるまでの時間にそれを読んでもらえると、より料理に対する理解度も深まると思いますし、その国のことも少し知るきっかけになると思います。 カ:しっかり読まさせていただきました。それにしても色々な料理の知識がないとできないと思うのですが、シェフとしてはどのような経歴なのですか?
ヨ:実はちゃんとした経歴がないんです。というのも元々アパレルをやってまして、間借りカレーをスタートしたのも自分が経営していたお店の午前中の時間が空いているのがもったいないと感じ、そのお店の隣がタイ料理店だったんですが、そこで間借りさせてもらって昼の時間を有効活用したというのが始めなんです。若い頃に飲食店でバイトしていた経験はあるんですがその程度で、料理は好きだったんですがカレーは独学なんです。
カ:へー! そうでしたか。センスがあるんですね。そこから現在に至るまでの経緯も教えていただけますか?
ヨ:最初が上京区のお店だったんですがそこのオーナーの紹介で烏丸の日本酒バーへ移転して営業していたのですが、ナチュレミアン(izonの場所で以前営業していたカレー店)さんが健康上の理由でお店を閉めることになって、こちらも人の繋がりからあとを受け継ぐことになりました。そこで実店舗スタートとなったのが昨年の10月です。
カ:そうだったのですね。実はナチュレミアンがお店閉める際に僕も相談受けてたんです。「健康上の理由で閉めざるを得ないのですがこの愛着ある場所を信頼できる人に受け継いで欲しい。誰か良い人はいませんか?」というような形で。その際に色々お話したんですがやはり京都って古くからのしきたりとかが厳しい街だから色々と難しいという話も出ていて。やはりそういう繋がりがあってこその京都間借りカレー界なのでしょうか?
ヨ:京都の間借りカレー店同士は、それほど深い繋がりはないと思います。大阪と比べると人と人の距離がある印象ですね。でもやはり自分も移転の際にはオーナーの紹介だったりと、結局は人の繋がりだったので、そういう意味では広い意味での人脈がないと京都は色々難しいかもしれません。
カ:なるほど。京都人の独特の建前みたいなものもよく話題にあがる部分でもあったりしますし、なかなか大変そうですね。
ヨ:仲が悪いわけではないんですよ。僕も間借りカレー店へ食べに行きますし、逆に食べに来てくれる方もいて、挨拶もしますし。
カ:適度な距離感というわけですね。京都らしくて良いと思います。では、これから間借りカレーを始めようと考えている方へアドバイスなどありますか?
ヨ:協力者が重要です。最初にスタートしたのは1人だったんですが、そうなると色々と本当に大変でくじけそうになることもあって。でも今は古い友人のナカヤマに協力してもらっているので色々と助かってます。
カ:ナカヤマさんはドリンク担当なのですか?
izonナカヤマさん(以下「ナ」と表記):はい。昔バーテンダーをやっていたこともあって、その時の経験を元にカレーに合うドリンクを考えています。
カ:この赤しそスカッシュも美味しかったです。ナカヤマさんはどのようにしてこちらを手伝うことになったんですか?
ナ:昔からの友達(ヨシフジさん)がカレー屋を開いたと聞いて最初は客として食べに行ったんです。そこで色々な話を聞いているうちに、食べ物で差別や偏見を減らしたいとか、食べ物をアートとしてやりたいという考えに感銘を受けまして、ドリンク手伝うよということになりました。
ヨ:自分は飲み物に関しての知識があまりないのでとても助かっています。おかげで今は炭火の日というのを作って、炭火焼のスパイス料理でお酒を飲める営業日もできるようになりました。
カ:それも楽しそうですね! 来る度に様々な料理が味わえそうで飽きることなく通い甲斐がありますね。また来ます!
穏やかな雰囲気の中に確固たる哲学を感じる眼差しのお二人。リスペクトしあいながらお店を切り盛りする姿が印象的なでした。
間借りのお店はワンオペも多い中、このように協力者がいることによって可能性が広がることもあります。
理解者、協力者が出てくるのもやはり確固たる哲学あってこそ。
本当に素敵なお店です。美味しいだけではなく勉強にもなるカレー。地元の方はもちろん、全国の方も京都旅行の際には是非立ち寄ってみてください!

店舗情報

店 名   スパイスカレー izon(イゾン)
住 所   京都府京都市中京区毘沙門町557-1
店休日   月火
営業時間  ランチ 11:30〜15:00 夜営業 18:30〜22:00
Instagram https://www.instagram.com/izon_curry/

カレーおじさん\(^O^)/

2006年から毎日カレーを食べ続けているカレーおじさん\(^O^)/
TBS「マツコの知らない世界」ほか多数のメディア出演、カレー記事の連載、カレープロデュースまで行うカレーアディクト。
http://akinolee.tokyo/?page_id=1380
「間借りカレーdiggin’」は毎月15日に掲載いたします!お楽しみに!

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