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世田谷区初!浅草ペリカンのトースト専門店が三軒茶屋に間借りオープンして1年!

パン好きなら誰もが知る浅草の「ペリカン」。1942年創業の老舗パン屋さんです。メニューはなんと食パンとロールパンのみ。高級食パンブーム前から大人気の店で、予約しないとなかなか購入出来ません。流行のふわふわの甘~い、しっとり系の食パンとは一線を画しており、ずっしり・しっかり・もっちり!小麦の香りと旨味の強い味わいがファンを虜にしています。 そんなペリカンのトースト専門店が世田谷区三軒茶屋に上陸して1年。ペリカンは上野駅や丸井など台東区内で卸しているのは見かけますが、世田谷区に卸しているのは初めてのケースでした。毎年世田谷パン祭りが開催されるなど東京一、パン好きの世田谷区民に愛されるお店となっております。
三軒茶屋のオイスターバー。ランチ時間帯はトースト専門店「coffee&toast」

開店当初は、ペリカンの味をシンプルにいただく3種のトーストメニュだけでした。

ペリカンのトースト
チーズトースト
外はサクサクですが、中はもちもちの食感。トラピスト修道院のバターがいいアクセントになっていて、パクパク食べちゃいます。ペリカンの食パンをシンプルに味わいたい方にお薦めです。

開業後、創作アイデアが次々と!

ずっしりと重たいあんこと軽やかなホイップクリームの相性が抜群のあんこパン、半熟卵のイングリッシュブレックファーストや焼きそばパンなど開業してからも、お客様を楽しませる店主のアイデアは途切れる事がございません。日々、投稿されるInstagramを見ているだけでも幸せな気持ちになります。店主の創作メニュー、是非お楽しみくださいね! https://www.instagram.com/coffeetoast2

開業のきっかけ

オーナーのホシノさんはペリカンさんとは以前から懇意にしていたそうです。なかなか予約のできないペリカンさんのパンを仕入れる営業力もオーナーの持ち味。
「こだわりのパン好きが多いと言われる世田谷の方々に、この味を紹介できればなと思いました。」
開業のきっかけをお聞きしました。
「もともと外食が大好き。いろいろな店舗を回っているうちに、自分でもやりたくなりました。」
とは言え飲食店開業は多額の投資が必要となる非常にリスキーな世界。そんな中、間借りの仕組みを知りこれならリスクが低いと開業をご決断されました。
お客様とのコミュニケーションも良好なオープンカウンターの店内

「ポケモンファンも集って休憩する場所になれば嬉しいです」

実は業界では有名なポケモンマスターのホシノさん。様々なポケモンをゲットするため海外まで足を伸ばす事もあるそうです。昨年もポケモンを捕まえにシカゴへ旅立ちました!この店はPokémon GOのジムの発生ポイントでもあります。 ご自分のアイデアを低コストローリスクで実現するには間借り開業は最適です。今後もシェアレストランマガジンでは様々な起業家の独創的なアイデアの実現を応援していきたいと思います。
開業当初の店頭
店舗名  「coffee&toast」 住 所   東京都世田谷区三軒茶屋1-5-16 オープン日 2019年5月25日 店 主   ホシノ 営業時間  9:00〜14:00 売り切れ次第終了 不定休 営業時間の詳細はSNSをご確認ください。

その後、王様のブランチや櫻井・有吉の夜会など人気テレビに登場、Instagramはフォロワー5.7万人にまで成長!※2021年7月現在

https://www.instagram.com/p/CR0DwcTAOwO/

あなたもシェアレストランで間借りしてみませんか?

「FIREHOUSE」の店長が独立! バターミルクフライドチキンバーガーが絶品の間借りバーガーショップ!

※2020年10月 間借りを卒業して実店舗をオープンいたしました!!!

数々の有名ハンバーガーショップを生み出している名店中の名店、「FIREHOUSE」の店長が軒先レストランを利用して間借り開業致しました。提供するのはアメリカ西海岸スタイルのヘルシーフード!?アメリカンとヘルシーは一見結びつきませんが、今回は「MANDOLIN Hamburger Kitchen」の今村オーナーに詳しくインタビューしてきました。
居酒屋がアメリカンな看板で変身!
看板メニューはバターミルクフライドチキンバーガー!注文を受けてから揚げる鶏胸肉は、バターミルクとハーブで漬け込んでおり、柔らかくカラッとした食感で、ほんのりスパイシー。コクがあるのに後味のいい絶品です!110グラムの大ぶりなバターミルクチキンに、スイートレディシュ(甘いピクルス)と大きめに粗切りにしたジューシーな玉ねぎ、クリーミーでまろやかな自家製マヨネーズソースがあいまって非常にワイルドな食べ応え且つ、洗練された味わいです。聞くと、ファイヤーハウスはもちろん、カルフォルニア現地のフードトラックや個人店、更にはフレンチの技術やスタイルをミックスチャーさせたスタイルとのこと。後ほど、詳しくお聞きしましょう。
Buttermilk fried chicke
美味しいヘルシーフードはいくらでもお腹に入ります(^^♪続いて人気のチーズバーガーも頂きましょう。自然の中で健康的に育てられた豪州産グラスフェッドビーフを100%使用したゴツゴツした中挽きパティにトロトロのアメリカ産濃厚チェダーチーズが降り注がれます。パティの下にはバンズでなく、たっぷり生サラダ!アスリートレベルにグルテンフリーなチーズバーガーです。
cheese burger /salad

名店ファイヤーハウスのご出身とお聞きしました

はい、2016年くらいまで店長をしておりました。四ツ谷のクルズバーガーや小伝馬町のジャック37のオーナーと同期です。その後、彼らのようにすぐにハンバーガーで独立する道もありましたが、ファイヤーハウスのスタイルは出来上がっているものなので、そのままはやりたくない。なかなか踏ん切りがつかず、誘われるがまま六本木でバーを経営していました。
FIREHOUSEにて

その前は何をされていたのですか?

実は最初はフレンチのシェフを目指しておりまして、辻調理専門学校を出て、広尾のフレンチの名店で修業という王道コースを歩んでいました。ただし、叔父がニュージャージーに住んでいて、その影響もあってアメリカ文化に対する強い影響がもともとあって、繊細なフレンチとは真逆の大胆なアメリカ料理、ハンバーガーやフライドチキンはずっと気になっていました。また、カルフォルニアのオーガニックレストラン「シェ・パニース」のチームが来日した時には大胆だけでない、そのサスティナブルなスタイルの新しいアメリカ料理の影響を受けました。
バターミルクで漬け込んだチキンにはたっぷりのハーブと香辛料でしっかりと下味をつけます

なるほど、このハンバーガーを食べて、今村さんのルーツを垣間見た気がします。特にバターミルクチキンはオリジナリティのある逸品です。

時間を作っては大好きなアメリカに渡り、各地のソウルフードの食べ歩きをしていました。メキシカンのおばさんがやっているタコス屋など、地元民しかいかない、ざっくばらんなローカルフードが好きなのです。具材のサイズとかは全然バラバラですが、逆に色々な食感が楽しめて美味しいんですよね。そんな中、カルフォルニアのとある名店でマイルドなバターミルクのフライドチキンを知り、その味に衝撃を受けました。この味と、ファイヤーハウスやフレンチで培った技術。そしてアメリカのローカル店の大胆な調理手法。それらをミックスさせたオリジナルのハンバーガーを創りたいと思いました。

ご自分の中でコンセプトが出来上がった瞬間ですね!

テンション上がりました。ハンバーガーはテンションの高い時に食べる楽しい食べ物です。そこが好きなところですが、より美味しく頂きました。
アメリカでの一枚

どの様にシェアレストランを知りましたか?

ハンバーガーをやるぞと決めてからはフードトラックを検討しておりました。その中で、より初期投資を抑える事の出来るシェアレストランを知りました。少しずつ認知を広げながらブランドを作っていくには最適かと思い、スタートしました。 間借りで営業する中で、デメリットと感じることはありますか? 作り置きはしなくないので、限られた機材やストックの中でいかにオペレーションの構築できるかはまだまだ摸索中です。

今後の営業の中でチャレンジしたいことはどんなところですか?

私はハンバーガーをファストフードでなく、キチンとした安心な食材で、体にもいい料理として提供したいと思います。肉と野菜とパン、ちゃんとした材料で作れば様々な栄養素を手軽にとれます。アリス・ウォーターズさんが提唱されたオーガニックやサスティナブルな文化、地産地消といった部分を自分の中でどの様に出来るかをこれからも突き詰めていきたいと思います。結果、間借りや実店舗を増やせたらいいですね。
〜インタビューを終えて感じたこと〜 今村オーナーの技術やアイデア、メニューに対する想いもさることながら、インタビュー当日もビラ配布などの営業努力もしっかりされているところに感銘を受けました。 店名にもあるマンドリンのような丸くて柔らかい響きの美味しいハンバーガー。人気の行列店になるのも時間の問題と感じました。 店舗名   MANDOLIN Hamburger Kitchen 住 所   東京都世田谷区宮坂1丁目25−2 楽緑内※移転しました ※東急世田谷線宮の坂駅前の地元密着系居酒屋「楽縁」の昼間の時間に間借りしております。 オープン日    2019年10月7日 営業時間  8:00~15:00 不定休 店 主   今村 治樹
Instagram
https://www.instagram.com/mandolin_hamburgers/
Twitter
https://mobile.twitter.com/mandolin_burger

その後、間借りを卒業して実店舗を出店致しました!実店舗の場所はこちら↓

間借りの本場大阪の先駆けレジェンド店 実店舗を出店した『ナーガカリー』冨家さんインタビュー

日本の国民食と言っても過言ではないカレーライスは、近年カレーブームと呼ばれるほどに大流行の様相を見せており、毎日たくさんの店舗で行列ができています。 カレー屋が乱立し激戦区と呼ばれる大阪市で『間借り店舗/シェアレストラン』として成功し、2018 年8月には天満周辺の食べログランキングで2位になるなど、4年にわたり絶大な人気を誇っているナーガカリーの冨家さんに、間借り店舗での成功の秘訣についてインタビューしました。

冨家さんがカレー屋さんを始めたきっかけは、なんと「簡単に作れると思ったから」

―早速ですが、冨家さんが独立したきっかけを教えてください。 「もともと食べることが趣味で色々と食べ歩いていたのですが、コーヒー・パン・ピザと 色々な食べ物が流行していくなか、5~6年ごろ前に突然カレーブームが来たんですよね。カレーはスパイスなどにこだわれば奥が深いけど、パンやピザと違って自宅でも簡単に作れるので敷居が低いじゃないですか。 それで自宅で試しに作ってみたら案外おいしくて、「これはいけるんじゃないか」と思ったのがきっかけです。」
―それでは、特にカレー屋さんで修行などはしていないのですか?
「一切していないですね。前に働いていたところは大手チェーンの飲食店だったのですが、調理といっても用意されているものをササッと仕上げるくらいだったので、料理歴もそこまで豊富ではありませんでした。むしろ今となっては修行をしたいと思い始めたくらいです(笑)」
―なるほど(笑)。では「手軽に作れる」という点からカレー屋を始めようと思ったのですね。
「はい。あとはカレーブームのときにカレー屋さんを食べて回っていると「こんなところでも行列ができているのか」と、人気の高さに驚いたことがありました。カレーブームもまだ始まって1年くらいだったので、まだまだ参入できる余地があると感じたのもきっかけの1つですね。」

シェアレストラン成功の秘訣は「人脈」から。開業資金も持たず、一か八かの開店

飲食店の開店していない時間を借りて営業する間借り店舗(シェアレストラン)ですが、間借り店舗を始めようと思った経緯は何でしょうか?
「きっかけは雑誌です。雑誌を見ていると他のカレー屋さんが間借りで店を始めたという特集が載っていて、「このような始め方があるのか」とそこで初めて知りました。 そこで知り合いのバーに「カレーを作っている」と話をしてみると、「じゃあうちでやってみる?」ということになって、とんとん拍子で開店が決まりました。5月の頭に相談して7月の頭には始められましたね。」
―それはすごいスピードですね。開業にあたって準備などはされていましたか?
「一切していませんでした(笑)。開業資金もなかったので、一か八かでしたね。準備期間は無くて、とにかく始めたほうがいいと思ったので。 そのおかげで間借りの先駆けとしてスタートできました。当時は間借りもそこまで浸透していなかったので、「いま始めたらやりやすいはずだ」と感じたのがよかったですね。」
―最初はスピード感を意識して始めたのですね。それでは、事業が成功する転機のようなものはありましたか?
「開業し始めのころは鳴かず飛ばずで、オーナーの知り合いが食べにくる程度だったのですが、2か月目に地元誌の取材が入り、その雑誌でなんと表紙を飾ることができたんですよ。そこからグッと伸びて、かなり忙しい状態になりました。運が良かったと思います。」
―なるほど。スピード重視で始めていなければ雑誌に載ることもなかったかも知れませんし、早く始めたことが成功に繋がったのですね

シェアレストランのメリットはなんといってもコストがかからない点

―間借り店舗のメリットは何でしょうか?
「何と言っても金銭面ですね。設備面もある程度共有できるのでコストがほとんどかからないですし、お金が無くても早く始められる点がいいですね。」
―金銭面で借りている店舗ともめることはありませんでしたか?
「いま間借り店舗が2件目なのですが、どちらのオーナーとも良好な関係を築けているので、特にトラブルはありませんでした。 もともと飲み友達で、まったく知らない人じゃなかったというのがよかったと思います。 いきなり知らない人に間借りをお願いしても断られると思いますし、自分が貸す側でも断ると思います(笑)」

間借りで苦労した点は「思うようにやれないこと」

―それでは、間借り店舗で苦労したことはありますか?
「やはり自分の思うようにやれない点ですね。いま借りている店舗も韓国風居酒屋から提供するものが色々と変わって内装も変わっていった。 本来であればカレーをスムーズに作れる配置は絶対あるはずだけど、それができないので少し苦労しています。朝店内のフォーメーションを少しいじって、戻してという作業を毎回やっています(笑)」
―なるほど。夜の時間帯までに引き渡すのも大変そうですね。
「そうですね。14時30分に店を閉めて、16時に引き渡す約束になっています。もちろん多少の融通は聞いてくれますが、時間的な制約も大きいです。」

今後の目標は、独立して夜の時間帯も営業すること

―間借り店舗として成功を収めているナーガカリーさんですが、今後の展望は何かお考えですか?
「もちろん独立はしたいですよ。他の間借り店舗も結局は独立していることが多いので。正直ここまで長く間借りできるとは思っていなかったです。」
―今年で丸4年も間借りとして経営している理由などはあるのですか?
「単純にお金が貯まらなかったからですね(笑)営業開始2か月目でお店が忙しくなって、すこし浮ついてしまいました。腰痛にもなりましたし、人員を増やしてコスト面でうまくいかなかったこともあります。 まあ、浮ついていたときにかなり飲みに行っていたおかげで人脈が増えて、間借りでやっていけてるんですけどね(笑)これから間借りでビジネスをされる方がいるのでしたら、コツコツと地道にやったほうがいいと思います。」
―なるほど(笑)。独立したらやりたい事はありますか?
「夜の営業がやりたいですね。ぼく自身、夜のほうが向いている気がしますので、お酒を中心に、スパイスを効かせた料理を出すカレー屋として展開したいです。最近はバー営業をしている店も増えてきましたが、まだまだ入り込めると考えています。」
―ありがとうございます。では最後に、これからシェアレストランで間借りを始めようと考えている人に対してメッセージがあればお願いいたします。
「ぼく自身は人脈の運が強かったので、間借りでも大きなトラブルも無くやってこられています。間借りをやっていても「話が違う」といってうまくいかない店の話も聞くので、間借りはいつ契約を切られてもおかしくないというリスクを覚悟してやったほうがいいですね。」
真剣なまなざしの富家さん

事業の成功には「スピード」も大切。

今回、間借り店舗の先駆けであるナーガカリーの冨家店長に、間借り店舗であるメリットや苦労した点、今後の展開について伺いました。 間借り店舗を検討して2か月で店をオープンさせ、その2か月後には雑誌の表紙をかざるなど、早いスピードで成長を遂げたナーガカリーですが、その背景には冨家さんの広い人脈と鋭いビジネス感覚がありました。 もちろん味への探求も忘れておらず、「いまでも常に修行のような感じです」と語る冨家さんは、5周年を迎える来年には独立を考えているとのこと。常に行列ができる人気店の動向に注目しましょう。 ※2020年1月独立をされました!天満から南森町へそして天神橋へ移転実店舗オープン!
また、冨家さんが指摘したように、「話が違う」とならないように、利用条件などが明文化されているマッチングサイトを利用するのも一つの手です。トラブルを回避して充実した間借りライフを送りましょう。 「シェアレストラン」https://share-restaurant.biz/

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