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高円寺【本格中華の隠れ家プライベートキッチン】 「極彩 椿」 が新規オープン!

和牛麻婆豆腐「GOKUSAI」が「極彩 椿」が高円寺に本格中華料理店としてオープンしました。

店主は、ミシュラン掲載店や予約困難店での修行を積んだ中華料理のエキスパートです。彼が手掛けるフルコースは、繊細な盛り付けと素材の味を最大限引き出すヌーベルシノワの真髄を味わえます。

前菜からデザートまで、料理の構成は緻密で、一品一品には店主の経験とセンスが凝縮されています。

また、お店は、中国でいうところの私房菜(プライベートキッチン)のイメージで、カウンター5名、1日2組までとなっております。

「極彩 椿」は、今後ミシュラン掲載を期待されるお店です。星を手にする前に、ぜひその味わいをご堪能ください。

本日のおまかせコース(ランチ)

前菜  生クラゲの甘酢和え
    レンコンの油淋ソースソース
    揚げピータンの翡翠ソース

スープ ハマグリのスープ

点心  エビ韮まんじゅう

主菜1  ナスのスパイシー炒め

主菜2  ホタテの蒸し物 魚醤ソース

主菜3  和牛麻婆豆腐
     土鍋ごはん

デザート マンゴープリン


店舗情報

店舗名  極彩 椿 
住 所  東京都中野区大和町1丁目65−2 1階
オープン日 2024年5月3日
料金   「ランチ おまかせ5000円」 「ディナー おまかせ10000円」
営業時間  ランチは土日のみで12時〜  ディナーは時間要相談 
     ※DMにて前々日までにご予約
定休日  水曜日定休 
Instagram https://www.instagram.com/gokusai_tsubaki/

両国【薬膳コーディネーターが作る絶品角煮定食】「ゆるうま薬膳 そう」移転 がオープン!※水天宮前に移転しました

薬膳コーディネーターが手掛ける、体に優しい角煮定食とキーマカレー。
薬膳の知識を活かしたメニューを提供する「ゆるうま薬膳 そう」が、新たな場所「両国」に移転オープンしました。

メニューは前店舗から特に人気のある角煮定食とキーマカレーの2種類です。
角煮定食は、お箸で触れるとほどけるほどに煮込んだ角煮と、けんちん汁の組み合わせで構成されています。副菜はその日の季節や仕入れによって変化し、飽きさせないラインナップを提供しています。

一方、キーマカレーは、20種類の食材を使用し、果物の割合を特に増やしてフルーティで甘みとコクを出し、さらに長時間煮込むことにより、食材の旨みが凝縮され、深い味わいを楽しむことができます。

メニュー

角煮定食   1200円 キーマカレー 900円 また、移転に伴い、今後はテイクアウトも積極的に行っていく予定です(時期未定)

店舗情報

店舗名 ゆるうま薬膳「そう」alalaとのコラボ
住 所 東京都墨田区両国2丁目14−5 alala内
営業曜日 毎週水曜日限定
営業時間 11時30分〜14時
オープン日 2024年5月8日
Instagram https://www.instagram.com/sun.mon.202307/

移転先の記事

秋葉原【あの人気アイドルグループ「仮面女子」元メンバー】がコミュニティーバー「バー橋本友梨英」を移転オープン がオープン!

人気アイドルグループ「仮面女子」の元メンバーである橋本友梨英氏が運営するコミュニティーバー「バー橋本友梨英」が、六本木から秋葉原へ移転オープンしました。
若き日に仮面女子ファンだった女子高生が、大学受験後に仮面女子オーディションを受け、見事合格!学業とアイドル活動を両立させる中で、アイドルとしての才能を開花させ、センターまで務め上げました。
仮面女子を卒業後は、事務所に所属せずにタレント活動を展開し、「バー橋本友梨英」を開業。ライブ配信サービス「ふわっち」やタレント2人きりのオンライン通話「オンリーライブ」、さらにTikTokの企業広告にも出演し、多岐に渡る活躍を見せています。
「バー橋本友梨英」は、ファン同士が交流できる場所を提供するために開業しました。橋本さんのファンへの感謝の気持ちが込められたお店で、料金は1時間2,500円の飲み放題と超お得で、おつまみも持ち込み可能です。 場所は秋葉原にありますが、詳細な住所は非公開となっています。ご予約は各SNSのDMからお願いします。


メニュー

店舗情報


店舗名  バー橋本友梨英 
住 所  秋葉原某所
オープン日 2024年5月7日
営業時間   17時〜22時30分
営業日   毎週火曜日
Instagram  https://www.instagram.com/h.yurie1217/
X      https://twitter.com/H_yurie1217

新横浜【昭和34年創業】「日本橋よね家」がアスリートシェフによって復活!

継承する宮崎シェフ(左)とよね家の女将(右) 
昭和34年(1959年)創業の歴史ある日本橋の名店「よね家」は、建物の建て替えや店主の高齢化に伴い、2020年1月24日に閉店しました。しかしながら、その伝統と味わいは失われることはありませんでした。2020年10月29日、アスリートシェフの宮崎さんによって間借り営業を開始し、その後、2024年5月7日に実店舗としての営業を再開いたしました。
新横浜コートホテル1階に位置するこの新たな店舗は、「日本橋よね家」。鳥わさ丼の専門店です。日本橋時代から愛されてきた鳥わさ丼は、伝統の美味しさを保ちつつヘルシーで満足感のある一品で、アスリートシェフ監修のレストランフロアにもぴったりの内容となっております。近くのJリーガーも通うこの丼は、美味しさと栄養価の両方を兼ね備えています。 「日本橋よね家」の復活には、鳥わさ丼という日本の飲食文化の豊かさを示す丼の復活だけではなく、女将と共に歩んできたブランドの歴史の継承という意味合いもございます。
鳥わさ丼
店内には昔の丼なども展示されており、懐かしい思い出に浸ることができます。ぜひお立ち寄りいただき、復活した日本橋よね家をお楽しみください。

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店舗情報

店舗名   日本橋よね家
住 所   神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目13−1 コートホテル新横浜1F
オープン日 2024年5月7日
営業時間   11時〜17時(無休)
Instagram https://www.instagram.com/yoneya_nihonbashi/

間借り時代の記事

神楽坂【クラフトとスパイス】「餐事(sanZi)」が実店舗開店!

活気溢れる店内 
「シェアレストラン」を卒業した「餐事(sanZi) 〜クラフトとスパイス〜」が実店舗をオープンしました。餐事を手掛けるのは、青山で「住所非公開の覆面バー」を間借り営業を行ってきた経験を持つ、旧名Zi BARのオーナーです。神楽坂にて百年の歴史を刻んだ老舗豆腐店の後継は20社以上の申込のあった人気物件。ビルオーナーの心を射止めたのは彼らのシェアレストランでの実績でした。

シェアレストラン時代の記事

餐事(sanZi)では「日本全国のクラフトを全国へ」というテーマのもと、クラフトピールや国産クラフト飲料(クラフトサケやクラフトジンなど)が豊富にラインナップされます。店内の備品には、日本の伝統的なクラフト工芸品が使用され、こだわり抜かれた空間となっています。 また、クラフト飲料は多彩なスパイスやハーブを副原料として使用しており、スパイス料理とのペアリング効果も抜群です。カルダモン焼酎とカルダモン麻婆の組み合わせなど、ユニークな味わいも楽しめます。スパイス漬けウイスキーなども店内で提供され、お通しのナッツはおかわり自由です。 店名「餐事(sanZi)」にはトリプルミーニングが込められており、詳細は是非店内でご確認ください。オープン日は4月12日で、既にオープン以降も大変な人気を博しており、予約が推奨されています。ご予約はインスタグラムのDMなどで承っております。

メニュー

店舗情報

店舗名   餐事(sanZi) 〜クラフトとスパイス〜
住 所   東京都新宿区神楽坂6丁目26 YMビル 101
オープン日 2024年4月12日
営業時間   月・水〜日→18:00-23:00 土日のみ昼営業も→ 12:00-14:30(LO14:00)
定休日   火曜
Instagram https://www.instagram.com/sanzibar.official/

十条【肉のプロが提案】特濃肉つけ麺「あぶちや」がオープン

高橋シェフ
特濃肉つけ麺「あぶちや」が新規オープンしました。「あぶちや」は、間借りを卒業した人気店「食堂ゆりこ」のランチ間借りとして営業します。
「あぶちや」の店主は、濃厚な味わいが好きすぎてつけ麺専門店を始めた経験豊富な肉のプロです。以前は板橋で肉酒場を経営しており、その勤務中に人気の〆ラーメンを生み出し、それを専門店化しました。 「あぶちや」の特徴は、選択できる全粒粉太麺ともっちり太麺(それぞれ大盛り無料)、もつ煮の味噌やスパイスを使用した特濃鶏白湯のスープです。前日仕込みのスープは濃厚で旨味が凝縮されており、二日目のカレーのような濃さが特徴です。
そしてなによりも、特技の肉は、豚肩肉と鶏胸肉を低温調理し、分厚く柔らかく絶妙な味わいを実現しています。ポークステーキつけ麺なども他にない逸品です。

メニュー

店舗情報

– 店 名:あぶちや
– 開店日:2024年5月1日
– 住 所:東京都北区上十条3丁目29−11
– 営業時間:11:30〜14:00
– 定休日:不定休
Instagram:https://www.instagram.com/noukou.tukemen.abcy/

阿佐ヶ谷【待望のグルメバーガー】「チアーズバーガー」移転 がオープン!

今回移転オープンした「チアーズバーガー」ですが、2024年4月時点では阿佐ヶ谷に「グルメバーガー」の店舗が存在しないことに着目し、池袋から阿佐ヶ谷に移転オープン致しました。

池袋時代の記事

また、移転にあたりパティをリニューアル。世界三大肉用種のひとつ、 アメリカ産のブラックアンガスビーフを使用し、超あらびきの赤身の強い旨味と柔らかさを軸に 国産牛脂や他部位をチアーズオリジナルの配合でブレンド、ジューシーなのにしつこくない、 肉汁まで飲めるパティに仕上げました。
※もちろんつなぎなし牛100% そして、こだわりの天然酵母のバンズ、フレッシュな生野菜とともに全員が主役級かつ絶妙のハーモニーがそれぞれの旨さを引き出しております。 阿佐ヶ谷の店舗では、カウンター席から鉄板との距離が近く、そして鉄板の幅も広いため、まるでハンバーガーショーを見ているかのような感覚で、待っている間も楽しめるような演出がされています。

メニュー

また、今後はテイクアウト・デリバリーなどの提供も検討しております。(時期未定) 店舗名   チアーズバーガー
住 所   東京都杉並区阿佐谷南2丁目21−15 TachiMachi内
オープン日 2024年4月26日
営業時間   平日 11時30分〜14時
      土日祝 11時00分〜14時
定休日   不定休
Instagram https://www.instagram.com/cheeersburger/
X https://twitter.com/CheeersBURGER

南新宿【スパイスカレーとスープカレーの融合】 「カレーBOCA」がオープン!

今回南新宿にオープンした「カレーBOCA」ですが、カレーは、15種類のスパイスと玉ねぎ、トマト、そしてチキンを隠し味として使い、2時間以上かけて煮込むことで、豊かな旨味と深い味わいを凝縮させています。
スパイスカレーでありながらスープカレーの要素も取り入れて、よりスパイスを多く感じられるカレーになっております。



また、店名の由来は、ヒンドゥー語で「元気な山羊」という意味を持ち、この名前には、お客様にスパイスを通じて元気を与えたいという想いが込められています。山羊は活力に満ち溢れ、元気と活力の象徴とされています。お客様が美味しい料理と心温まるサービスを受けることで、活気と元気を感じていただけることを願っています。

店舗情報


店舗名   カレーBOCA
住 所   東京都渋谷区 代々木3-1-31 SMI:RE DINER内
オープン日 2024年4月25日
営業時間   11時〜14時
営業日   毎週木曜日    
Instagram https://www.instagram.com/spice_curry_boca/

カレーおじさん\(^O^)/の定期連載「間借りカレーDIGGIN’」

https://share-restaurant.biz/magazine/?cat=47


日本橋【革新的な副業支援サロン】青山で成功したサロンの2号店が誕生!「HASHI by salons」がオープン!

店主の池海さん(左)と染田さん(右) 
バーを起点として人と人を繋ぎ相互に助け合える機会を提供しながらエキスパート監修のワインとシェフが考案する家庭料理が楽しめる。そんなバーでのビジネスマッチングは無料という革新的な副業支援サロン。それが「HASHI by Salons」です。
HASHI by salonsは、人と人を結びつけ、それぞれのスキルや強みを活かした相互扶助を促進する場として設立されました。主に副業のサポートとマッチングに特化しており、最近ではWebマッチングサービス「salons(ベータ版)」をリリース。このコミュニティを通じて、新たな副業への挑戦や問題解決に取り組んでいます。 オープンの立役者である池海さんは、リクルートでの勤務の傍ら、副業として飲食店と不動産業を手がけており、その経験から副業を検討中のビジネスマンたちに実践的なアドバイスを提供しています。彼の信念は、多くの人々を結びつけ、問題解決のためのつながりを築く手助けとなっています。

現在、「HASHI by salons」のユーザーは250名以上に達しており、今後の目標は半年以内に1000名まで拡大することです。 HASHI by salonsの特筆すべき点は、ワインと一品料理へのこだわりです。ワインのエキスパートが監修した豊富なラインナップは、そのクオリティの高さで驚きと喜びをもたらします。また、有名店シェフが考案した家庭料理を気軽な価格で楽しめるスペシャルな空間を提供しています。

池海さんは、店舗を起点に新しい出会いが生まれ、相互に助け合える機会を提供したいという情熱に満ちています。その出会いが新たなビジネスのヒントとなり、実現していく未来を見据えています。

ぜひ、仕事終わりやお出かけの際には「HASHI by salons」へ立ち寄ってみてください。人生を変える出会いがあるかもしれません。

メニュー

店舗情報

店舗名   HASHI by salons
住所     東京都中央区日本橋2丁目2−15 HASHI内
オープン日 4月10日
営業時間   18:00~23:00   
店主    池海孝俊
定休日   不定休
Instagram
https://www.instagram.com/salons.app
salons
https://liff.line.me/2002949204-63QvWGj3

【コイチカレーで】大阪間借りカレー文化を語り合いました

コイチカレー店主の藤田さん
大阪と東京どちらでもカレーを作り、食べ、そして食べさせてきたシェフがいます。「旧ヤム邸」の下北沢店初代店主であり、その後下北沢でスパイスたこ焼きの店「タコムマサラダイナー」を開店し人気となったものの惜しまれつつ閉店。大阪に戻り東心斎橋のバーの間借りという形でスタートした「コイチカレー」の店主藤田さん(通称イチくん)です。
そのコイチカレーが夜営業もスタート。話を聞いてみるとどうやら同じ場所で独立店舗となったとのことで、夜に食べに行きつつ、色々なお話を聞いてきました。 和泉屋バーという雰囲気のあるバー。そのままの形で営業しています。
昼はカレーライスのお店ですが夜はカレーのみならずおつまみも充実。
スパイスポテサラのマサラ玉子付きからスタート。かなりしっかりとスパイスを使ったほぼカレー味の濃厚ポテサラに、半熟のマサラ玉子。間違いない美味しさです。バイマックルーサワーも爽やかですいすいと進んでしまうドリンク。
ブロッコリー素揚げは藤田さんによれば「東京ではスープカレーのお店でよく見ますが大阪では珍しいので驚かれるんですよ」と。サクサクに揚がったブロッコリーにはパパドも合わせてこれまた安心安定のおつまみ。
〆のカレーはマトンカレーのルゥだけ。カレーのあたまだけ頼めるのはカレー酒場として正しいスタイル。ゴーヤや茄子も入ったマトンカレーはバチバチにスパイシーで、これまたお酒が進みます。
やはり何を食べても美味しい。 今回は大阪、東京のカレーマニアの舌を喜ばせてきた腕利きシェフ藤田さんに色々とお話を聞いてきました。

カレーおじさん\(^o^)/(以下「カ」と表記):そもそもカレーの道に入ったきっかけはどんなものだったんですか?
コイチカレー藤田さん(以下「コ」と表記):学生時代に大阪に来てインデアンカレーとらくしゅみにハマって食べ歩き始めました。色々食べているうちに元々料理が好きだったこともあって自分でも作りたくなってレシピ見て作ってみるようになったんです。サラリーマンをしながら食べ歩き、当時のカレーブロガーの方に自作カレーを振る舞うということをしていましたね。
カ:そうだったんですね。そこから旧ヤム邸に入ったのはどのような流れですか?
コ:旧ヤム邸の前身的店舗のヤムカレーに自分が客で通ってたんですが、自分も作って振る舞っているのを知られてまして、そこから誘われました。旧ヤム入ったのは2012年の頃です。
カ:ちょうどその頃は大阪スパイスカレーがブームとなっていた最中ですよね。
コ:そうですね。「カシミール」とか人気店はもっと前からあったんですけど、2010年頃「宝石」が人気店となって、セイロンカリー、ロッダグループなどスリランカ料理のお店も流行り、それらに影響受けて一気にスパイスカレーが増えていった印象です。

カ:間借りカレーと言う観点で見ると、どんなお店が印象的でしたか?
コ:谷口カレー、ゼロワンカレー、デッカオ、そしてアアベルカレーが当時の四天王ですね。どこも既に完成された美味しさでした。
カ:錚々たる面子ですね。デッカオもアアベルも今や独立して大人気店。ゼロワンは東京に移転して人気となっているし、その中で谷口カレーは今も間借りを貫いているのがまた凄い。いずれにしても実力のある人達が同時期に始めたから相乗効果的にスパイスカレーや間借りカレーの人気が出たと言えるのでしょうか?
コ:そうでしょうね。そんなお店を見て、では自分もやってみようかという人が増えたと思います。そんな中から出てきた「堕天使かっきー」によって、カレーの自由度が一気に高まったと思います。お店同士でコラボする人も増えて全盛期を迎えた形ですね。

カ:その後旧ヤム邸の下北沢進出により店長として東京へ行き、数年を経てまた大阪に戻ったという流れだと思いますが、東京時代を経て第二の大阪時代、間借りカレー界隈はどのように変化していましたか?
コ:ノリが変わってました。
カ:と言うと?
コ:昔の大阪の間借りカレーは実店舗でやることを前提としていませんでした。何かやりたいことがある人が、店舗を持つほどでもないけどカレーを作るのも好きだし、自分のライフスタイルに合わせて間借りという形を選択する人が多かったです。結果として人気が出て独立したお店も多いですが、最初から実店舗を目指した間借りではなかったのが以前のノリ。今は最初から実店舗を開店する準備期間というかステップアップの為に、実店舗ありきの間借りに変わったように思います。
カ:なるほど! 確かに東京もそういうお店が多いですよ。そこが大阪の間借りカレーと東京の間借りカレーの元々の差でしょうか?
コ:そうですね。大阪は手段としての間借り、東京は目的あっての間借りかもしれません。今はどちらも目的あっての間借りの方が多いですが、まだ大阪の方が手段としての間借りをやっている人が東京より多いと思います。あとは大阪のもったいない根性で空いている時間をなんとか有効利用しようという考えだったり、そういうのも東京より強いからこそ増えたんでしょうね。
カ:そうですね。では今の店舗で間借りをスタートするようになった経緯はどのようなものでしたか?
コ:元々昔からここのバーの客だったんです。東京から大阪戻ってきて何しようか考えていた頃、ここのバーのマスターが療養中だったので店を代わりに使ってと言われて間借りカレーを始めました。もっと言うと、僕が初めて人にカレーを出した店はこのビルの今はなき店舗で、その時の店長が今の店舗のオーナーの奥様だったという非常に縁のある場所なんです。そんなこともあってはじめたんですが、ここのバーのマスターが亡くなってしまいまして、2月からこの場を引き継ぐ形で独立店舗となりました。この場所を無くしたくなかったんですよ。自分も愛着ある場所で、関係者との縁も深くて。もちろん契約関係はしっかり仕切り直してスタートさせましたが、まだ間借りの気持ちを残しながら今は営業しています。
カ:そうでしたか。では元々またカレー屋をやろうと考えていたわけではなかったのが運命に導かれてこの場に戻ってきて、独立したというストーリーなのですね。
コ:はい。不思議なもんですね。

カ:では最後に間借りカレー店を始めようと考えている方、あるいは既に頑張っている方に何かメッセージをお願いします。
コ:とにかく作れ! ってことですかね。間借りだからこそできるチャレンジがあるし、色々な挑戦をできる期間が間借りの期間だと思います。実店舗となると安定させないといけませんから。だから考える前にどんどん作っていくのが良いです。それによって技術も向上しますから。 大阪のマニアをうならせ、東京でもスパイスカレーが広まるひとつのきっかけになったお店を引っ張ってきたシェフだからこその説得力ある力強い一言でした。
先述したように東京は実店舗独立に向けての経験値として間借りをする方が多いように思います。だからこそ今できることをやらないと意味がないというわけです。
「考えるな、感じるんだ」というのは僕が尊敬するブルース・リーの言葉ですが、「四の五の言わず作れ」というのも共通する魂を感じました。

店舗情報

店名:コイチカレー
住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目4−7和泉屋バー内
営業時間:ランチ11:30〜14:30LO 平日ディナー18:00〜21:30LO
定休日:月曜日
営業詳細はInstagramをご確認ください
Instagram: https://www.instagram.com/koichi_curry/

カレーおじさん\(^O^)/

2006年から毎日カレーを食べ続けているカレーおじさん\(^O^)/
TBS「マツコの知らない世界」ほか多数のメディア出演、カレー記事の連載、カレープロデュースまで行うカレーアディクト。
http://akinolee.tokyo/?page_id=1380
「間借りカレーdiggin’」は毎月15日に掲載いたします!お楽しみに!

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